小説を書いた
樋口かおり先生
「本当にヒツジに名前をつけてしまった
高校生がいまして、その生徒が出荷のとき
非常に心を痛めてツラかった!という
エピソードがあったんですね。実際に…。
私たちが食べ物を食べることの意味を
考えるきっかけになるように
エピソードを濃縮して物語にしてます」
遠農で実際にあった話をもとに
書き下ろされたフィクション。
実は先ほどの中島和輝先生が主人公のモデルなのです。
表紙に描かれた羊は、
北海道在住の絵本作家、あべ弘士さんの作品。
「命を学ぶ」という遠農の教育を伝える小説。
来年1月に発売の予定です。
■「羊に名前をつけてしまった少年」
著/樋口かおり 出版/ブロンズ新社
1400円(予定価格・税抜)
※2011年1月初旬発売予定
お次の授業は-
「作物」科目担当
岩佐 進先生
「生徒が育てたもち米と
黒大豆と金時豆があるんですが
それを選別したり磨いたりして
商品にするための準備をしています」
森崎
「まもなく開催するという
マルシェで売るためのモノを
パック詰めしているんですね」
佐々木
「これがこの後、マルシェに並ぶんですね」
マルシェオープンまでの間、
あぐりっこ一行は羊毛を使った
マスコット「フェルトボール作り」に挑戦!
佐々木
「開店10分前になりました!」
遠農の人気のアンテナショップ「マルシェ」。
開店直前となりお客さんも大勢集まっています。
店内の様子は・・・
森崎
「わー焼きあがったぜピザ!!うまそ~」
生徒達が育てたお米や豆・ジャガイモ・長ネギなど
様々な加工製品がびっしり並び準備万端。
佐々木
「ただ今、マルシェオープンです!」
河野
「もち米うれてますね!
ピザもすごい買っていってますよ~」
食品製造科目担当
高林 央明先生
「今日はピザ、100枚、焼きます」
森崎
「今は農業がブームだから
全国から農業高校に注目が集まって
いくんじゃないかなって思いました。
もっと我々も農業高校に目を向けたいです」
サヤカちゃん
「高校生になったらココに通いたい!」
カナちゃん
「小学校ではこういう農作業がないけど
高校ではこういうのがあるから、
私もココの学校に行きたいなと
思いました」
中島先生
「もう!待ってますんで!!」
■遠農高マルシェ 次回の営業は
12月20日(月)13:00~
詳しくは遠別農業高等学校
TEL 01632-7-2551
HP http//www.enbetsunougyou.hokkaido-c.ed.jp/
佐々木佑花の週刊あぐりニュース。
今日は牛になりきって食育に取り組む
お母さんグループの話題です。
こちらは道北の豊富町にある豊富小学校。
家庭科室で子供たちが作っているのは
乳製品を使ったお料理です。
先生はホルスタインの模様の
エプロンに身を包んだ
JA北宗谷女性部のメンバー、
酪農家のお母さんたちです。
牛乳やバターを使った料理を作りながら
牛が生まれてから死ぬまで、
どうやって人の役に立っているかなどを
子供たちに説明します。
この日作ったのは、
バター牛乳と
ポテトを餃子の皮に包んだスイートポテチ。
そして牛乳にデンプンを入れた牛乳もち
どちらも
この家族代々伝わるレシピだそうです。
このお母さんたちが
明日行われる豊富町歳末チャリティーショーで
ユニークなショーを見せてくださるそうです。
明日は牛乳の無料配布も実施。
近くの方はぜひ、足を運んでみてください。
■歳末芸能チャリティーショー
日時:12月5日(日)11:00~
場所:豊富町民センター
問い合わせ:豊富町社会福祉協議会
TEL:0162-82-1690
さらに明日は食育の催しがもうひとつ!
北見市のサンドーム北見では
「オホーツク農業祭
食べよう学ぼう体験しよう
オホーツクの農業」が開かれます。
このイベントは、
オホーツクエリアの15のJA青年部が協力して実施。
バター作り、トラクターの試乗、
そして料理の試食などを通して
子どもたちに地域の農業について
もっと知ってもらおうというものです。
この番組のテーマも「食育」。
仲間としてこうした取り組みを
どんどん応援していきます!
■オホーツク農業祭
食べよう!学ぼう!体験しよう!
オホーツクの農業!
日時:12月5日(日)10:00~
場所:サンドーム北見
問い合わせ:オホーツク農協青年部協議会
TEL:0157-23-6151