河野
「何これ!」
森崎
「回っているよ!」
森崎
「牛のオシリが回っているよ!」
佐藤さん
「これは《ロータリーパーラー》です」
河野
「メリーゴーランドみたいですね」
森崎
「コレまで色んな搾乳の現場を見たけど
コレはないですね」
河野
「搾乳の作業をされている方が
1ヵ所で作業できるように、
牛さんが回っているんですね」
佐藤さん
「1周、60頭入ります」
このメリーゴーランドのような搾乳機を
高い場所なから眺めてみると-
森崎
「ギュウギュウだね~!牛だけに!」
佐々木
「今、順番を待っている牛さんがいますね。
空いている所に自ら入っていく!」
森崎
「エライですね~」
新しい酪農のカタチを目指して、
法人化へのサポートを行うJA阿寒。
個人農家の負担を減らす取り組みも
積極的に行っています。
JA阿寒 雑賀(さいが)紀行さん
「JA阿寒では牛の給食センターともいえる
TMRセンターが活躍しています。
コチラは栄養価を考えた安心安全な
飼料供給を目的に平成20年に設立しました。
酪農家の労働力軽減や栄養バランスのとれた
飼料をつくり供給するコトで
より高品質な生乳作りに役立っています。
現在、地区内では2ヵ所の
TMRセンターが稼動しており
約40%の酪農家が加入して運営されています」
牛の給食センターともいえるTMRセンター。
酪農家の負担を軽減するだけでなく、
牛が好むエサを安定して供給することで、
人も牛もハッピーに暮らせるんだね!