あぐり王国 放送内容

2010ǯ1218土
牛の気持ちを学ぶ牧場


お次は“実際に牛を観察してみよう!”
ということで
《ゼンキュウファーム》にやって来ました。
こちらは酪農教育ファームの認定を受け、
地元の小学生に「牛と触れ合う」体験をさせたり
農業を学ぶ大学生が実習を受けたりと
「食育」を学べる牧場なのです。



佐々木
「牛さんに会う前に大切なコトは?」

ゼンキュウファーム
久保 悦子さん
「イチバン大事なコトは
 牛は体はスゴク大きいのですが、
 気持ちはみんなよりも気弱です!
 まずビックリしないように
 そーっと牛舎に入るコトと、
 牛に触るときには“今から触りますよ”って
 合図をすることです」

牛は意外と臆病! 
そ~っと牛舎にお邪魔しま~す…





まずは搾乳する際の手順を教えてもらいました。

久保さん
「まず牛の体に軽く触って合図します。
 お隣さんの牛にも一応合図をしますよ。
 そしていきなりオッパイに触れるのでなく
 背中やお腹など順番に触っていきます。
 そうすると牛も
 “これからオッパイさわられるんだな”って
 気持ちの準備ができます」

牛がミルクを絞らせてくれる気分に
なったところで搾乳開始。
まずはミルクが問題なく出るかどうか、
手で絞って確認していきます。
その後、搾乳機(ミルカー)をつけるんです。





準備も整い搾乳機もセット完了です。

久保さん
「さあスイッチを入れました。
 みなさん、この音聞こえますか?」

♪カッコン カッコン カッコン~





森崎
「なんかカコカコ言ってる」

久保さん
「これが子牛が牛乳の飲むリズムなんです」

河野
「そのペースで子牛は牛乳を
 飲んでいるんですか?」

久保さん
「そうなんです」





では搾乳にチャレンジです。
まじかで牛の見るのは初めてのあぐりっこ。
おっかなびっくりながらも、まずはご挨拶です。

ヒカル君
「搾るよ~」

ペシペシペシペシ…ペシペシペシペシ…
(両手で牛に触れるヒカル君)

森崎
「イッパイさわってる!
 メッチャさわってる!」





手で搾ってみると…

河野
「出た出た出た~~」

ヒカル君
「うお~すごーい!」





森崎
「どんな気分だった?」

ヒカル君
「子牛になった気分!」

1日二回の搾乳は牛と交流する大切な時間。
声を掛け、触れながら、
牛の健康状態などを観察します。
それがおいしい牛乳を生み出す秘訣です。





久保さん
「買って飲んでいる牛乳がどうやって
 できているのか?とか
 ソレができるまでにどんなコトが
 あるのかなっていうのを、
 牛乳を飲む時にチョットだけ
 思い出してもらえたらイイなって」




搾乳を終えた後は自由時間!

牧草地に呼んで誘導してあげると
寝ちゃう牛もいれば
草を食べる牛もいて
自由気ままな時を過ごします。

というコトで…
森崎リーダー、牛を牧草地へ誘導することに。

久保さん
べ~!って呼んで
 人間が先導してみてください!」

果たして牛さんに反応はあるのでしょうか?




(C)HBC