佐々木
「牛さんに会う前に大切なコトは?」
ゼンキュウファーム
久保 悦子さん
「イチバン大事なコトは
牛は体はスゴク大きいのですが、
気持ちはみんなよりも気弱です!
まずビックリしないように
そーっと牛舎に入るコトと、
牛に触るときには“今から触りますよ”って
合図をすることです」
牛は意外と臆病!
そ~っと牛舎にお邪魔しま~す…
まずは搾乳する際の手順を教えてもらいました。
久保さん
「まず牛の体に軽く触って合図します。
お隣さんの牛にも一応合図をしますよ。
そしていきなりオッパイに触れるのでなく
背中やお腹など順番に触っていきます。
そうすると牛も
“これからオッパイさわられるんだな”って
気持ちの準備ができます」
牛がミルクを絞らせてくれる気分に
なったところで搾乳開始。
まずはミルクが問題なく出るかどうか、
手で絞って確認していきます。
その後、搾乳機(ミルカー)をつけるんです。
準備も整い搾乳機もセット完了です。
久保さん
「さあスイッチを入れました。
みなさん、この音聞こえますか?」
♪カッコン カッコン カッコン~
森崎
「なんかカコカコ言ってる」
久保さん
「これが子牛が牛乳の飲むリズムなんです」
河野
「そのペースで子牛は牛乳を
飲んでいるんですか?」
久保さん
「そうなんです」
では搾乳にチャレンジです。
まじかで牛の見るのは初めてのあぐりっこ。
おっかなびっくりながらも、まずはご挨拶です。
ヒカル君
「搾るよ~」
ペシペシペシペシ…ペシペシペシペシ…
(両手で牛に触れるヒカル君)
森崎
「イッパイさわってる!
メッチャさわってる!」
手で搾ってみると…
河野
「出た出た出た~~」
ヒカル君
「うお~すごーい!」
森崎
「どんな気分だった?」
ヒカル君
「子牛になった気分!」
1日二回の搾乳は牛と交流する大切な時間。
声を掛け、触れながら、
牛の健康状態などを観察します。
それがおいしい牛乳を生み出す秘訣です。
搾乳を終えた後は自由時間!
牧草地に呼んで誘導してあげると
寝ちゃう牛もいれば
草を食べる牛もいて
自由気ままな時を過ごします。
というコトで…
森崎リーダー、牛を牧草地へ誘導することに。
久保さん
「べ~!って呼んで
人間が先導してみてください!」
果たして牛さんに反応はあるのでしょうか?