森崎
「べぇ~~」
あぐりっこ
「べべべべべぇ~~~」
久保さん
「べぇ~~こっちだよ~」
と突然歩き出す牛さんたち。
河野
「動き出した!感動的!」
森崎
「久保さんの呼び声に反応している!
集団で行きましたよ!」
牛からの信頼ばっちりの久保さんは愛知県出身。
酪農業に憧れ18歳で北海道にやってきました。
その後、同じく酪農志望のご主人と結婚し、
夫婦で牧場をスタート。
今では60頭の乳牛を育て、
手作りチーズを作って販売するなど
酪農生活を満喫しています。
久保さん
「動物とか人とが繋がりあえる
牧場になったらイイなと思っています」
人と酪農がやさしくつながる広尾町。
さらに、この町には
心をあったかくしてくれる人たちが…
とある調理室に入って行くと…
あぐりっこ
「うお~~すごいパン!」
こちらに集まっているお母さん達は
広尾町の酪農家。
月に一度、牛乳を使ったメニューを
創作している「ミルキーズ」です。
ミルキーズのモットーは
「自分たちが搾ったミルクを
無駄なく美味しく味わう事!」
お手製のチーズにはプレーンの他、
コショウや唐辛子を加えたものもあり
創意工夫が凝らされています。
森崎
「おいしいー!」
この後、ミルキーズ自慢の料理を
教えてもらいました!
(詳しい内容はレシピコーナーへ)
さて最後に、広尾町の食育体験の成果を
カルタの読み札にしてもらいました!
ヒカル君
「“いただきます 命をいただく 合い言葉”
いただきますって大切だと思って」
河野
「ビックリしたわ~」
森崎
「あぐり王国の後継者が見つかりました!」
リョウ君
「たいせつだ 食べ物みんな 生きている」
佐々木
「スゴイ!」
リョウ君
「生きているものをボクたちは食べているから
感謝しなきゃいけないんだと思いました」
森崎
「もう来週からでも
受け渡してイイ!」
河野
「リョウのあぐり王国北海道!」
河野真也の週刊あぐりニュース。
今日は地元の子供達に
地元の牛乳を飲ませたい!という
お母さんたちの願いを実現するお話です。
こちらはJA中標津の乳業工場。
工場面積を2倍に広げる拡張工事が終わり、
今月3日、落成式が行われました。
実は、この工事によって、
酪農家のお母さんたちの集まりである
JA中標津女性部の長年の願いが
適うことになりそうなんです。
今回、導入されたのが、
新しい充填機、牛乳をパックに入れる機械です。
これを使えば、
学校の給食用牛乳を造れるようになり
地元の子供たちに地元の牛乳を
提供できるようになるんです。
いい牛乳の生産には、
酪農の現場で働く女性の力量が
反映されるといいます。
自分たちの生産したおいしいミルクを
子供たちに飲んでもらえるよう、
JA中標津のお母さんたちは、
ますます張り切っているようです。
お父さんお母さんが搾った牛乳、
子供達もうれしいでしょうね。
早ければ、来年4月には、
お母さんたちの夢が実現するそうです。
それでは、また来週。