あぐり王国 放送内容

2011ǯ0108土
マナーは食事を楽しくするもの!


お次はお魚料理。
さっそく外側のナイフとフォークを使って
食べてみますが、
みんなちょっと使い方が違うような…

 





森崎
「正式な使い方ってあるのでしょうか?」

尾池さん
「ライスをフォークの外側に
 乗せる方がいますが、
 欧米の人に言わせると
 なんとアクロバット的な食べ方なんだと
 非常にヒヤヒヤするんですね。
 なのであまり良くないですね





尾池さん
「周りをちょっと見ていただいて
 周りと食べ方のスピードを
 合わせる
というのが
 マナーのひとつにあります。
 一人だけ早く食べ終わると
 周りのみんなに早くしなきゃと
 思わせてもいけません。
 逆に遅すぎても次のお料理が
 運ばれてきません。
 できれば均等に食べるペースを
 合わせていただいた方がよろしいですね」



洋食の最後はお肉料理です。
今回ご用意いただいたのは
鶏モモ肉のソテー、ハニーマスタードソース!
美味しそうですが
なんと骨付きなんです。

尾池さん
「ちょっと子供たちには難しいかな…」





お肉料理と一緒に運ばれてきたのは
“フィンガーボール”です。
これは指を洗う銀器です。
フィンガーボールと共に運ばれてきた料理は、
「手を使って食べても良い」という
メッセージでもあるのです。
では鶏肉の正しい頂き方とは?



尾池さん
「まずモモ肉を裏返します。
 骨と骨の間の軟骨がありますので
 ここにナイフを入れていただくと
 軟骨なので簡単に切れます」



尾池さん
「あとは骨にフォークを入れて
 削ぐように切っていきます」

森崎
「えぐるような!」

佐々木
「すごい簡単でキレイ!」





尾池さん
「最後に表に返すと
 見た目は変わらないですが
 骨が抜けた状態になります」

早速みんなもチャレンジ!
上手に出来たところで
ゆっくりお食事を楽しみました。





森崎
「こういうマナーってどうして
 存在するんでしょうね?」

尾池さん
「マナーを覚えるということよりも
 楽しく食事をするために
 覚えるのがマナーですね」

森崎
「そうか楽しむためのものね!
 それを聞くと気持ちがちょっと楽になった」





じゃーん、もんすけです!
ナイフとフォークには、
食事の進み具合を知らせる使い方もあるんです。
料理を食べている途中は、
ナイフとフォークはハの字に置きます。

食べ終わったらフォークを上向きにして、
ナイフと揃えて皿の右斜め下に。

こうすることでお店の方が
スムーズに対応できるんだね。




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