あぐり王国 放送内容

2011ǯ0108土
日本の心をマナーで学ぼう!


佐々木
「さあ続いて我々は
 着物と袴に着替えさせてもらいました」

森崎
「さあ次は和食です!すごいトコロに来たぜ」





訪れたのは、日本料理 花城(はなぎ)。
海や山の旬の幸を取り揃える人気のお店です。
先付け・椀物から始まる
美しい器で出される季節の食材。
この美しい和食の頂き方を教えていただくのは、
マナーのスペシャリスト、
椿 武愛子(つばきむつこ)先生です。

【日本料理 花城】
住所:札幌市豊平区豊平4条1丁目1-1
   ルネッサンスサッポロホテル 3階
電話:011-814-8711 





椿 武愛子さん
「今から覚えておくと紳士淑女になれます。
 そしてマナーというのは人の前で
 “恥をかかない”ことと
 “相手を不愉快にさせない”ために
 覚えるんですよ」



まずは和食の基本、お箸の扱い方です。

椿さん
「割り箸の折り方からお話します。
 割り箸は上下でポンと割ります。
 左右で割ってしまうと、両肘がお隣の方に
 ぶつかってしまうでしょう。
 ですので上下に割りましょう」

次は箸置きにおかれたお箸を
持ってみましょう。





椿さん
「まず右手(利き手)で上から箸を持ちます。
 そして左手で箸を支えます」



椿さん
「最後に右手で箸を持ち直します。
 3つの動作で出来ますね」

佐々木
「とってもスマートですね」





しっかりお箸の持ち方も覚えましょう!

椿さん
「薬指で下の箸をおさえます。
 人差し指と中指で上の箸を挟んで
 動かします」
 
続いては海や山の旬の素材を
盛り合わせたお料理が登場。





椿さん
「エビは腰が曲がるまで長生きしましょうね、
 黒豆はマメに今年も頑張りましょう、という
 意味がありますね。
 料理人はこういうことも考えているんですよ」



さて美しい食べ方とは?

椿さん
左手は必ず器に添えてください。
 片手で食べるのは犬食いです。
 姿勢が悪くなり、ちょっと格好悪いですね。
 左手を添えるだけで、
 とてもキレイにみえますよ」
 





他にも和食にはタブーがあります。
例えば器の中の好きな料理を
箸で選ぶ「さぐり箸」
箸で器をひき寄せたりする行為「寄せ箸」
そして煮物などをつかむのではなく、
突き刺して食べる「刺し箸」は、
マナー違反なのです。


(C)HBC