あぐり王国 放送内容

2011ǯ0115土
生産者の想いを込めた塩だれには・・・


もんすけ「じゃーん、もんすけです!」

塩やっき「じゃーん、塩やっきです!」

もんすけ「あれぇ君は誰だぁ?」

塩やっき
「僕はオホーツク北見塩やきそばの
イメージキャラクター”塩やっき”です。
みんな、よろしくね!」

もんすけ
「ねぇねぇ、塩やっき君に質問!
 オホーツク北見塩やきそばは、
 いつ頃からあるの?」

塩やっき
「"食を通じたまちおこし"を合言葉に
 平成19年に出来たんだよ。
 そして、さっぽろオータムフェストなど
 各地の様々なイベントに参加して、
 みなさんに知ってもらおうと頑張っているんだ。
 ちなみに去年10月各地のご当地メニューが競う、
 ”B-1グランプリin横手”では
 見事3位を獲得しました~~~!」

もんすけ
「オホーツク北見塩やきそばってすごいんだね」

塩やっき
「ちなみに北見市内の飲食店27軒で
 食べることが出来ます。
 お店にはマップもおいてあるので
 是非見てね!」





オホーツク産のホタテ、
道産割り箸、北見産タマネギと
【オホーツク北見塩やきそば】の
7つのルールを次々と解明したあぐり一行。

森崎
「さあ、それぞれ色々行って見ました。
 ただもう1個ありましたよね…
 シェフに渡されたナゾの液体!
 この秘密を解く鍵がこの建物の中に
 あるそうだ!」





やって来たのは
“北海道立オホーツク圏
 地域食品加工技術センター”。
地元の食材を使った商品開発を
行う研究施設なのです。
 
まずはご挨拶をすると…

男性「どうぞ名刺を…」

森崎
「どうもどうも…研究員、
 拔山嘉友(ぬきやま よしとも)さん。
 あれ?
 オホーツク塩やきそば副会長!!」

拔山さんはこれまで
大人気になった生キャラメルをはじめ、
チーズやソーセージなど数多くの
製品開発に携わってきたのです。





拔山さん
「北見市は農業・水産業・酪農・畜産など
 色んな食材が揃うんですね。
 その分、食品加工をする企業が
 たくさんあるので、
 その商品開発のお手伝いを色々やってます」



森崎
「じゃあ、ナゾの液体を作ったのは??」

拔山さん
「実は私です!
 これは“塩だれ”なんですよ。
 どんなお店でも本格的な味付けを
 手軽にできるようにというコトで
 この“塩だれ”を開発したんですね!」





最後のルールは
「味付けはソースではなく塩とする」こと。
開発した塩ダレは、
オホーツク海の塩や北見産玉ネギなどの
おいしいエキスなどを15種類以上
ブレンドしているのです。



拔山さん
「味の決め手になるのが、もう1つ。
 この白く濁った液体、ホタテのエキス!
 
 実はこのホタテのエキスは
 ホタテのゆで汁を利用してます。

 加工場ではホタテを食塩水でボイルします。
 繰り返し繰り返し塩ゆでにするんですが
 ちょっとずつホタテのうま味が
 溶け出していって、このエキスになるんです」





そのホタテエキスの味とは-

森崎
「しょっぱい!
 けど最後にうま味が残る。
 最高級のホタテのにぎりを
 食べたような感じのあと口です」





拔山さん
「ホタテの加工の仕事なんかも
 イロイロ協力させてもらっているうちに
 生産者の人たちが
 コレをなんとかしたいんだ
 って想いがあったので、
 じゃあ“塩だれ”にも使おうという
 コトになったんですよね」



藤尾
「北見の人の想いがこのビンに
 詰まっているワケですね!」

森崎
「しかも、おいしくってエコですね!」




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