搾乳ロボットの中に入ってみると-
河野
「牛さん入ってきましたよ!」
するとタワシのようなモノが出てきて
牛の前脚と後ろ脚の間に入りました。
河野
「乳頭をロールで洗っています!」
森崎
「ちゃんと乳首の位置がわかるんだ」
佐々木
「車の洗車マシンみたい!」
河野
「センサーで乳頭の位置を見ている?」
東曇さん
「そうです!」
一頭の搾乳は自動で5~7分程度。
1日2回から3回で
30~35キロのお乳を搾ります。
河野さん
「一日に2回か3回、その搾乳のタイミングも
牛さんの自由なんですか?」
東曇さん「そうです!」
森崎
「進化してるなあ~ハイテク!」
牛の健康管理を担う
ハイテクなアイテムも-
それが牛の首についている
《リスポンダー》という首輪。
リスポンダーには
センサーが内臓されていて
体重はもちろん、
歩数、搾乳の量など、
あらゆるデータを一頭ずつ
管理しているのです。
リスポンダーをつけた牛がエサ場にいくと、
牛の情報をセンサーで読み取ります。
こうして栄養がたっぷり詰まった
「濃厚飼料(のうこうしりょう)」が
その牛に必要な量だけ
出てくるシステムになっています。
佐々木
「今日は終わりという牛さんが近づいたら、
エサは出ないんですか?」
東曇さん
「出ないんです。おあずけですね」
と突然、あぐりっこが
「あそこにUFOみたいのが、あるんですけど・・・」
そのUFOを見に行くと-
森崎
「何コレ!?」
クルクル回ったかと思うと、
一直線にエサの方に動き出したUFO。
一体何を始めるのか?
森崎
「アレレ!エサを寄せてる~~」
東曇さん
「これはエサを押す機械なんです」
散らかってしまったエサを
人の手で寄せるのは重労働。
時間もかかってしまうので、
ロボットが大活躍なのです!
東曇さん
「時間で動くようになっていますよ」