あぐり王国 放送内容

2011ǯ0205土
壁が無い!手作り牛舎のこだわりとは?


じゃ~ん もんすけです! 
うわ~子牛がいっぱい! 
ここは
一体どこなの?



JA陸別町 西岡悦男さん
「ココは町内15戸の組合員の牧場で
 生まれた子牛を10か月預かり、
 一括飼育している牧場です」

親牛の世話をしながら、
子牛を育てるのはとても大変。
そこで一番手間がかかる生後4日から
10か月までの子牛を預かっているんです。
寒さに弱い子牛達へストーブや防寒着、
さらにバランスのとれた食事を与えて、
健康な乳牛になるように育てているんだって!





さて続いては《手作り牧場》

早速やって来たのは
80年の歴史・ローパイン牧場。
こちらの5代目・酪農の未来を背負って立つ 
羽藤 樹美(はとう たつみ)さんに
牛舎をご案内いただきました。





牛舎に入ってみると-

森崎
「この牛舎・・・
壁がないですね!」





佐々木
「扉を開けるとかいうのが無く、
 入ってきましたからね!」

森崎
「風が吹いたらビューっと
 通り抜けるような!」





羽藤さん
「けれど牛は寒さに強いので
 大丈夫なんです!」

森崎
「寒くないんだ!
 ドカジャンとか着なくて大丈夫?」

羽藤さん
「大丈夫です!」





森崎
「ちなみに手作りは・・・ドコですか?」

羽藤さん
「全ての建物が手作りです!」

なんと羽藤さんのお父さんとお爺さんが
手作りで建てたというこの牛舎。
吹きっさらしの風が入る設計も
狙いがあってなんです。





羽藤さん
喚気を重点的に考えているんですね!
 換気を良くして風邪を引かないように
 しているんですね」

森崎
「寒いからなのか牛が凛々しいよね」

佐々木
「勇ましい感じがしますよね!」





寒いとどんな大変なことがあるのでしょうか?

羽藤さん
「吹雪くとエサが見えなくなっちゃうんですよね!
 寝る所も全部ふきだまりで、無くなっちゃって」

河野
「どうするんですか?その時?」

羽藤さん
「除雪です!雪かきです」





森崎
「壁ほしいなって思ったコト、ないですか?」

羽藤さん
あります!
 いつも羨ましく思いながら・・・」




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