あぐり王国 放送内容

2011ǯ0305土
逆境でこそ攻める!


半田さんが三十年前に導入したのは
牛を鎖でつながず、
食べたいときにエサを食べられる
「フリーストール牛舎」と、
搾乳時に牛を専用の部屋に移動させ
ミルクを絞る「ミルキングパーラー」。

今ではどちらも多くの牧場で導入されていますが、
当時はかなり珍しかったということなんです!

さらに~!!?





森崎
「これ自分で作ったんですか?」

半田さん
「そうそう!」

佐々木
嘘でしょ?
 と思われるかもしれませんが
 ココに写真があります!」

森崎
「古い写真だなあ~」





森崎
「白黒写真だよ~~」

藤尾
「スゴイ!現場の基礎みたいなコトから
 コンクリート入れたりとかまで・・・」



藤尾
「コレ何ですか?」

森崎
「ロン毛ですね~!」

佐々木
「20年前の半田さんです!」





当時はフリーストール牛舎を
建てられる人がいませんでした。
そこで半田さんは英語の資料を読みあさり、
試行錯誤で作業。
親戚の力も借りながら
一年で作り上げたのです。



森崎
「変わり者だなと思われませんでしたか?」

半田さん
「いや~どうでしょうね~
 普通だったらパッと建てて、
 すぐミルク絞り始めるでしょうね~。
 
 けど自分の生涯の仕事だから
 納得してやらないと!」





牧場経営は順調そのもの!
ところがその頃の北海道は、
牛乳の生産が過剰で、
価格が下がってしまう状況。
そこで、牛乳に付加価値を付け、
酪農家として生き残る道を考えだしました。

それが、ナチュラルチーズ作りだったんです。





佐々木
「そして《逆境のなかチーズ工房をつくる!》

半田さん
「ミルクを生産するだけでは、
 自分の将来の牧場を維持していくには
 経営的に難しい・・・と。
 違うモノをつくって収入を得ていく
 場所をつくらなきゃいけないなっと。
 消費者に直接【売る】というコトね」





森崎
「牛乳が余るならチーズにして
 売ればイイじゃないか!と。
 
 メッチャ攻めですね!」



森崎
「半田さん、戦ってるよ!
 だから、プロレスラーみたいな
 かんじなんだね~~」


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