あぐり王国 放送内容

2011ǯ04��30����土��
肥料工場へ-用途によって肥料も変わる!


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植物が育つには13種類の養分が必要。
その中でも、ちっ素・リン酸・カリウム
肥料の3大要素と言われ
重要な働きをするのです。

有村さん
「ちっ素は葉っぱや茎を作る材料になる。
 リン酸もそうで組織を作るのに必要なんです。
 カリウムは自動車で言うとオイル。
 部品にはならないけど、
 なかの活動をスムーズにするんですね」





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有村さん
「ちっ素・リン酸・カリウムは
 一番大事な肥料の中の養分」

森崎
「3大要素ですね!
 いや~結構シビアですね。
 種をまいて水をまけば
 出来るってもんじゃない!!」





��肥料について学ぼう!
訪れたのは三笠市にある肥料を作る工場
“ホクレン肥料空知工場”。
こちらで化学肥料について菊池信久さんに
教えていただきましょう。



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森崎
「目の前にイッパイありますが
 コレが全て肥料ってコトですか?」

菊池さん
「そうですよ!」





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菊池さん
「てん菜用肥料・水稲用の肥料・
 牧草用の肥料とあります」

森崎
「それぞれ全然違うモノに
 全然違う肥料をあげているんですね。
 肥料というのは同じモノじゃないんだね」





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菊池さん
「後ろにある原料を混ぜ合わせて
 肥料にするんですよ」

こちらの工場では、
肥料の三大要素である、
窒素・リン酸・カリウムの3種類をベースに
様々な作物に適した肥料成分を配合。 
おいしい野菜づくりを支えているのです。





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菊池さん
約200種類以上
 肥料の製品数があります」

藤尾
「そんなにあるんですか…」

森崎
「200種類以上?
 覚えられませんね、そんなに」





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藤尾
「例えば同じ作物でも作る場所が違ったら
 同じ原料を混ぜ合わせても
 配合の分量が違っていたりするんですか」

菊池さん
「はい!そうですよ」





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じゃーん、もんすけです。
安全安心な野菜作り、
大切なのはバランス良く
肥料を適正に与えること!

そのため、こちらの工場敷地内には、
“土壌診断”を行う施設があるんです。
土壌診断とは
人の健康診断のようなもので、
採取した畑の土の状態を分析調査すること





��分析結果を元に、
畑と作物により適した肥料を
与えることが出来るんです。
こうした仕組みが、
美味しくて高品質な野菜作りを
支えているんだね。

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