植物が育つには13種類の養分が必要。
その中でも、ちっ素・リン酸・カリウムが
肥料の3大要素と言われ
重要な働きをするのです。
有村さん
「ちっ素は葉っぱや茎を作る材料になる。
リン酸もそうで組織を作るのに必要なんです。
カリウムは自動車で言うとオイル。
部品にはならないけど、
なかの活動をスムーズにするんですね」
有村さん
「ちっ素・リン酸・カリウムは
一番大事な肥料の中の養分」
森崎
「3大要素ですね!
いや~結構シビアですね。
種をまいて水をまけば
出来るってもんじゃない!!」
森崎
「目の前にイッパイありますが
コレが全て肥料ってコトですか?」
菊池さん
「そうですよ!」
菊池さん
「てん菜用肥料・水稲用の肥料・
牧草用の肥料とあります」
森崎
「それぞれ全然違うモノに
全然違う肥料をあげているんですね。
肥料というのは同じモノじゃないんだね」
菊池さん
「後ろにある原料を混ぜ合わせて
肥料にするんですよ」
こちらの工場では、
肥料の三大要素である、
窒素・リン酸・カリウムの3種類をベースに
様々な作物に適した肥料成分を配合。
おいしい野菜づくりを支えているのです。
菊池さん
「約200種類以上の
肥料の製品数があります」
藤尾
「そんなにあるんですか…」
森崎
「200種類以上?
覚えられませんね、そんなに」
藤尾
「例えば同じ作物でも作る場所が違ったら
同じ原料を混ぜ合わせても
配合の分量が違っていたりするんですか」
菊池さん
「はい!そうですよ」
じゃーん、もんすけです。
安全安心な野菜作り、
大切なのはバランス良く
肥料を適正に与えること!
そのため、こちらの工場敷地内には、
“土壌診断”を行う施設があるんです。
土壌診断とは
人の健康診断のようなもので、
採取した畑の土の状態を分析調査すること。