あぐり王国 放送内容

2011ǯ0507土
農作物をぐるぐる回す??


佐々木
「ジャン!(とフリッピを出す)
 読める人?」

ルルちゃん
「りんさく?」

角玄さん
ピンポーンです!正解!」

森崎
「輪作の意味はわかるかな?」





輪作とは数種類の作物を
毎年、畑を変えながら栽培すること。
おいしい作物を育てるのに大切なんです。



佐々木
「ある年はその畑で小麦を育てます。
 …そして収穫しました…
 その後、同じ畑でビートを作ります。
 次の年は豆類を作ります。
 その次の年はジャガイモを作ります。
 そしてまた次の年は…
 (最初に戻って)小麦を育てます。
 その年その年で違うモノを植えていく!



角玄さん
「同じモノをまくと連作障害がおきて
 作物がうまく育たないんです。
 健康に育たなくなって
 おいしいモノができないし、
 カタチが揃わないんです。
 グルグル回すコトによって
 おいしいモノができてカタチが揃う!」

森崎
「回すことで畑の養分を分散させて
 力強く育つんですね」





ひとつの畑で同じ作物を作り続けると、
畑の栄養分のバランスが崩れてしまいます。
さらに雑草や病原菌などが増えやすい状態に…

こうした“連作障害”とよばれる問題を
“輪作”によって回避しているのです。





お次にやってきたのがビニールハウス。
青々と何かが育ってます。

森崎
「育ったよ~コレ~!!」

こちらは種植えから45日経過したビートの苗。
ビニールハウスで温度や湿度など
厳重に管理し育てた苗なのです。
そして春のこの時期に行われるのが、
この苗を広大な畑に植え替える“移植作業”





苗を触ってみると-

あぐりっこ
「かたーい!」

森崎
「硬い!ホントだ~しっかりしてるね」

角玄さん
「丈夫に育てていますよ」





このビートの苗を、よ~く見てみると-

森崎
「これってひょっとして
 下にあるのってペーパーポットだ!
 僕ら常呂町で取材したんですよ!」





今年3月北見市常呂町で
取材したペーパーポット。
大量の苗を効率よく育てるために
開発された紙製の苗床。
役目を終えると、
土の中で分解される優れモノなのです。



河野
「コレをどうやって運んで
 畑に植えていくんですか?」

角玄さん
「アノ器具でやります!
 これでトラックに積み替えて運びます」

器具の先端にはフォークのように
尖ってします。
どのように積み替え作業をするのか
早速みせてもらうと-




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