藤巻さん
「うちは3種類やっています。
ひとハウス1万から1万1千本です」
森崎
「1万本のデルフィニウム!!」
ブルーやスカイブルー、ピンク、紫など
バリエーション豊かなデルフィニウム。
アレンジメントなどで大人気ですが、
暑さに弱く栽培が難しい品種なのです。
佐々木
「よく見るとバレーボールの
ネットみたいなのがあるんですけど…」
確かにネットの間からデルフィニウムが
花を咲かせています。
藤巻さん
「倒れないようにするんですよ。
結構伸びるんですよね」
佐々木
「折れたり倒れたりしないように
ネットが掛けられてるんですね」
ココで突然鋭い質問が-
トキオ君
「ここの土には馬のフンとか
入っているんですか?」
藤巻さん「あっ!入れてる…」
大人一同「うおおお~~」
藤巻さん
「馬がいるから、たい肥を完熟させて
ソレを入れているんですよ」
じゃーん!もんすけです。
花の農家が54戸。
三石には花の街を支える
仕組みがあるんです。
それがこちらの
“新ひだか町農業実験センター”。
ここは花の育苗や
野菜の栽培試験を行う施設で、
温度や湿度が適切な状態に管理された
ビニルハウスが41棟あります。
種から苗へ育てるデリケートな期間を
ココで生育することで
生産者の設備費や労力の負担を
軽減してくれているんです。
地元でのこうしたが取り組みが
デルフィニウムの生産量
北海道ナンバーワンを支えているんだね!
お次はデルフィニウムの選花を
見せていただくことに-
藤巻さん
「こちらに規格表があるんです。
このサイズによって
秀品・A品・優品になります」
藤尾
「花のボリュームや長さなどで
ランクを分けるんですね」
まずは定規のように
数字が書き込まれた机の上に
花を置きます。
森崎
「身長計みたいに
(花の)一番高い所を80cmに合わせました」
その後、下の部分の要らない葉っぱや
枝葉を切り落とします。
森崎
「切っちゃうの?」
藤巻
「それでも7本(枝)ありますよね!
これで秀品ですよ」
森崎
「イチバン良いクラスだ」
ではあぐりっこも選花に初挑戦!
余分な枝などをカットしていきます。
藤巻さん
「こうやって見たら
枝5本目くらいまで色付いてるしょ!
これでOK」
最後は透明フィルムで包んで
完成です♪
森崎
「とれた~~」
あぐりっこ
「イェーイ!」