あぐり王国 放送内容

2011ǯ0611土
チームで農作業!?そのメリットとは?


米の栽培方法はひとつだけではありません。
このように苗を育ててから、
田んぼに植えていく“移植栽培”が一般的ですが、
他にも苗を育てず直接タネを播いていく
水稲直播(すいとうちょくはん)
という方法があります。
水稲直播には乾いた畑にタネをまく
“乾田直播”(かんでんちょくはん)と、
水田にタネをまく
“湛水直播”(たんすいちょくはん)があります。



岩見沢では“大地の星”という品種で
直播実証栽培試験を5年ほど前から実施。
水稲直播は育苗や田んぼの準備、
さらに育苗ビニルハウスが不要となるため、
省力化や低コスト化が期待される技術なのです。



森崎
「さて大勢来て頂きました!」

大坂さん
「我々の若手ということで
 みんなに集まってもらいました!
 《幌向第2ライスセンター》
 という組織なんですよ」





地元のお米農家では10戸ほどの農家が
1つのチームとなって活動。
チームごとに
収穫や乾燥作業などを協力する
ことで様々なメリットがあるのです。



大坂さん
「機械投資や無駄な機械を
 多く買わなくてすむことや、
 みんなで集まれば同じ知識を
 みんなで養えるという形が
 1番イイんじゃないかと思いますね。
 みんなで相談しながらイイ方法を
 見つけることが大事だと思ってね!
 若手も育ってきたしね!



森崎
「あのコチラのイケメンは?」

イケメン君
「僕、農家に嫁いだんです!

森崎
「はっ?」

藤尾
「婿養子?」

イケメン君
「はいっ!そうです」





森崎
「へえ~やってみてどうですか?」

イケメン君
スゴク楽しいです農家は!
 いろんな機械に乗ったり
 暖かい日は太陽にあたりながら
 仕事するのが楽しいですよ





大坂さん
「元気な米をつくって
 みなさんも元気になるように
 頑張っていただきたいです」



皆さんは農業の活性化にも
力を入れています。
子供達に「昔ながらの米作り」を
伝えていきたい!との思いから、
地元の幼稚園児を集めて、
手植えでの田植え教室を開催。
今年も泥んこになりながらも
笑顔あふれる体験になったようです。


(C)HBC