

続いては町の特産品として
ユニークなスイーツを考案中という
食品ビジネス科の授業にお邪魔しました。
食品ビジネス科2年 河野麻衣佳さん
「今日はシュークリームを作ります」
森崎
「ケーキ屋さんにある
あのシュークリーム?」
河野さん
「違うんです。
伸びるシュークリームです」

森崎
「シュークリーーーーーーーーム??」
(のばしてみた)
藤尾
「ええ~言い方?」
河野さん
「違います、全然違います」

のび~るシュークリームとは一体?
まずは学校で絞った牛乳を使って
カスタードクリームを作ります。
そして、ここから・・・
河野さん
「では牛乳クリームを作っていきます!
牛乳・砂糖と秘密の粉を入れます」
森崎
「秘密の粉ってズバリ何ですか?」
河野さん
「それは・・・言えないです」

伸びるシュークリームとは、
クリームが伸びーるシュークリームの事。
一体どんなクリームができるのかな?
河野さん
「では火にかけます。
とろみが出てくると思います」
リーダーがクリーム作りに挑戦!
その横で同じ学科の小栗翔太くんが
将来の夢を語ってくれました。

小栗くん
「牛乳などを使った料理を作って
店をやりたいなと思ってます・・・」
と話している途中…
森崎
「一気一気にきた~~」
藤尾
「固まってきた~」

佐々木
「わ~伸びてる~!」
これがのびーるクリーム。
このクリームが誕生した理由とは?
中標津農業高校 青山茂美先生
「中標津町が全国で第3位の
生乳生産量を誇っていまして
牛乳を使った製品を生徒と一緒に考えて
“伸びたら面白いんじゃないか”と…」

藤尾
「色々試行錯誤があったんですか?」
青山先生
「羅臼町出身の生徒がいまして
昆布を入れてみたり・・・
ただちょっと・・・昆布でしたね!」
藤尾
「ダシ効きすぎね!」
森崎
「昆布風味のシュークリームはね・・・」

先ほど作ったカスタードクリームに
伸びる牛乳クリームをミックスして、
食品ビジネス科自慢のシュークリーム完成!
森崎
「おいしい!プルプル感すごい」
藤尾
「ちょっと和を感じる。お餅みたい。
新しい!これひょっとしたら・・・
ひょっとしますよね!」
青山先生「そうですか!!」

森崎
「商品開発・企画会議など
企業がやるようなコトを
高校生にして体験できるんだね」
食品ビジネス科2年 林 明日香さん
「せっかく高校でこういうコトを学んでるので
将来は栄養士とかそういう仕事が
できればいいなって思っています」

中標津農業高校では
地元のJAなどと連携して、
地域を盛り上げる様々な取り組みを
行っています。
5月には学校で作った加工品の販売や
PRを行う【スプリングフェア】。
秋には収穫祭や乳製品・お肉の販売など、
地元のJAとともに行っています。
さらに地元の酪農家の子供たちの集まり
【Jrホルスタインクラブ】には、
構内の畑で花や野菜を育てたり
一緒に牛と触れ合う機会を
設けたりしているんです。