お次は選果体験です。
ビニールハウスのような暗い場所に
やってきましたが…
山口さん
「ハスカップは直射日光が当たると
実が柔らかくなるんです。
熱を持って果汁がにじみ出たりするので、
日よけをしてお日様から避けています」
森崎
「力任せに収穫したらみんなドリップしちゃう。
本当に繊細に扱わないと商品にならない!」
山口さん
「生産者は選果でもれたハスカップで
ジャムを作ったりもします。
けれども生のほうが美味しいですよ」
山口さん
「ハスカップの美味しいのが
7月10日くらいから出てきます。
7月いっぱいぐらいが収穫期です
厚真産のハスカップは
地元のAコープやウトナイ道の駅、
札幌近郊ではくるるの杜などで販売しています。
そして、毎年大盛況なのがハスカップ狩り!
今年も各農家で開催しますが、
収穫期間が短いですので、
ホームページなどで確認してください。
《問い合わせ》
JAとまこまい広域
TEL)0145-27-2241
HP) http://www.atsuma-kankoukyoukai.jp
こちらのハスカップにはある特徴があります。
それは特有の苦みがほとんど無いこと!
実は山口さんのお母さんのアイデアによるそう…
山口さん
「母が30年前から栽培していているんですが、
実は母はハスカップが大嫌いなんです!」
一同「えっ!!」
山口さん
「野生のハスカップを移植していたので
苦い木・渋い木・すっぱい木とか
たくさんあるんです」
山口さん
「大人は苦味が旨味に変わっているんです。
子供には苦味として判断できるみたいで…」
森崎
「実のお子さんを使って
おいしくないモノを排除した!
スゴク合理的です!」
美紀子さん
「いや~やっぱりとんでもないわ~」
山口さん
「二種類あります。
甘味と酸味のバランスの良い
ハスカップらしい味わい《あつまみらい》。
酸味が少なく甘い品種が《ゆうしげ》 」
試行錯誤の末、誕生した
《あつまみらい》と《ゆうしげ》。
厚真ハスカップ部会の皆さんで
“厚真ハスカップ”として本格展開していきます。