さて取れたて新鮮のキュウリをいただきます!
シンノスケ君
「甘い!」
佐々木
「みずみずしい~すごい水分!」
奥山さん
「だいたい96%が水分になっています」
森崎
「残りの4%って、すごい歯ごたえですよね」
奥山さん
「自分らも収穫しながら
暑い時は水代わりに食べますね」
安全安心!
15戸の生産者からなる砂川キュウリ部会では、
9年前から化学農薬の使用量を減らした
キュウリの栽培に取り組んでいるのです。
そのキーワードが…
「天敵農薬??」
森崎
「天敵ってどういう意味かわかる?」
リュウ君
「一番の敵…みたいなこと」
奥山さん
「天敵農薬っていうのは虫なんですね」
藤尾
「薬ではないんですね」
奥山さん
「虫を食べる虫なんです。
また虫に卵を産んで動かなくする…
そういう虫を天敵農薬と言うんです。
薬ではありませんが
農薬の中の1つとして販売されてます」
天敵農薬とは
農薬の目的で利用される生物のこと。
作物に害になる生き物の天敵を放すことで、
害虫を食べたり、
寄生するなどして
害虫の数を減らすことが出来るのです。
奥山さん
「自分達が食べるものですから、
(虫を殺す)殺虫剤はできるだけ少ないほうが、
自分達も安心だし他の人も安心だというコトで
やってみているんです」
早速「天敵農薬」の効果を見てみましょう。
右側が害虫のアブラムシ。
左側も同じアブラムシですが
色が金色に変化しています。
実は天敵農薬の「アブラバチ」が
アブラムシに卵をうえつけ
サナギがいる状態なのです。
奥山さん
「アブラバチが羽化して飛んでいって
またアブラムシに卵を産む!」
藤尾
「すごいですね!
アブラムシを殺すだけでなく
天敵農薬も増えていくんですね」
さて奥山ファミリーに集合頂きました!
安全安心なキュウリを届けたい!
そんな想いを継承するべく、
5年前から長男の一俊さん夫婦と一緒に
栽培しているのです。
一俊さん
「24歳までは札幌で調理師をしてました。
食材に興味が出てきて、
食材を作ってもう一回料理が出来たら…って。
これからは私たちみたいな若い人が率先して
安全なことに取り組んで、
若い人みんなで発言していって
安全でおいしいモノを消費者の方に
届けていきたいです」
森崎
「見た目チャライですけど、
言うコト、アツい!!」