あぐり王国 放送内容

2011ǯ0806土
丘陵地帯での農作業の苦労とは?


まずは小麦生産者の
高橋雄二さんにお話を伺いましょう。

森崎
「小麦の産地でもありますけど
 ココ美瑛は他とは違った苦労や大変さが
 あるんじゃないですか?」

高橋さん
「『丘のまち』と言われてますんで
 傾斜であったり、そういうトコロでは
 平らなところとは違う苦労があると思います」





傾斜での栽培は水と一緒に
肥料成分が流れてしまったり
農業機械が安定しないなど
難しいことがあります。
しかしその一方、
水はけが良い等の
利点
もあるのです。



森崎
「平らなところでやりてぇなあって
 思わないですか」

高橋さん
「気持ちはあります!
 けど自分の生まれ育った所ということで、
 長年住んでるとコレはこれで良いトコロだなって
 いう風に自分達は理解して住んでいます」

美しい街づくりへの意識が高いと言われる、
美瑛のみなさん。
パッチワークの丘と言われる農村景観が、
農産物のイメージアップにも貢献しているそうです。





では小麦を観察してみましょう。

森崎
「小麦はどこにあるか分かるかな?」

あぐりっこ
「この粒?」「この粒だ!」

森崎
「1コずつ粒とってみよう」





ユウカちゃん
「お米みたい」

森崎
「そうだね。磨く前のお米みたいだね」





去年の秋、
9月にタネ撒きした小麦“ゆめちから”。
この時期に収穫の最盛期を迎えます。



森崎
「この広大な畑で小麦を刈るのは
 手ではムリですね」

高橋さん
「そうですね。コンバインで収穫しますよ」

森崎
「そのコンバインってドコにあるんですか?」





高橋さん
「コチラにございます!」

河野
「なんと目の前!!」

森崎
「でけぇ~」

河野
「どう収穫されていくんですか?」





高橋さん
「下にバリカンのような刃があって、
 それで小麦を切り取っていきます」



高橋さん
「切り取った麦はシリンダー(筒の部分)に入って、
 もまれながら“殻”と“小麦”とに分かれます」


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