森崎
「僕がみんなぐらいの時、
(ミニトマトは)あまり無かったんだよ」
あぐりっこ
「ええ?」
30年前、静内では酪農や軽種馬生産、
そしてトマトやお米などの栽培が盛んでした。
当時、北海道産のミニトマトは珍しく、
高い収益が見込めたのです。
中道さん
「お金になるモノを作りたかった
と言うのがひとつ!
そして友達に相談して『やってみようか』と
6人で始めたのが…今は37名です。
今、年間出荷量は1100トン!」
森崎
「ミニトマトで?もうかりましたか?」
中道さん
「もうかりました!」
いまや静内の主力産品となったミニトマト。
そのきっかけは
30年前の九州への視察だったのです。
中道さん
「熊本の八代に行きました。
隣町の新冠の人もいたので、
ミニトマトとピーマンの葉を持ってきて、
新冠はピーマン…」
森崎
「今や新冠はピーマンの一大産地ですよね」
中道さん
「同じ仲間なんです」
森崎
「同じタイミングで研修旅行に行って
今は新冠はピーマンの一大産地!」
藤尾
「でも何でこの静内という場所で
ミニトマト生産が盛んになったんですか?」
中道さん
「土なんです!
ここには“たい肥”が1ハウスの中で
4トン以上入っているのです」
一斉に「4トン??」
と、そこにトラックがやってきました。
中道さん
「たい肥がきました!
これは5年寝かしてあるんです」
藤尾
「5年前は馬ふんだったと?!」
中道さん「そうです!」
森崎
「においはどう?」
あぐりっこ「全然しない!」
この馬ふんパワーでミニトマトが
美味しくなっているコトが分かりました!
静内産ミニトマト太陽の瞳。
プロが作ったオリジナル料理でいただきましょう。
静内の人気和食処“あま屋”の天野洋海さんに
教えていただきます。
天野さん
「ちょっと火を入れてあげると
甘みと酸味のバランスがイイです」
ご用意いただいたのは
ミニトマトのお鍋のようです!
森崎「では…オープン!」
一斉に「うわ~~美味そう!食べたい!」
天野さん
「トマトのスープですが、もうひと手間!
ミニトマトを最後に入れてサッと温めます」