あぐり王国 放送内容

2011ǯ1105土
♯167 北海道に急増するエゾシカの実態 編


(小声で…)
こんばんは、あぐり王国です。
今回やってきたのは十勝の本別町。
実はある生き物に会いにきたのです。

森崎
「みんな見える?探して!」

佐々木
「いるんじゃない?」

河野
「いるいるいる!」





あぐり一行が闇夜に目を凝らし、
ジッと見ているもの。
それは… 




エゾシカ!

時刻は夜の7時。
町に近いパークゴルフ場や、
ビート畑に出没していたんです。
ほんの30分ほどの撮影で
20頭ものエゾシカに遭遇しました。





森崎
「カエデ…本物のシカだよ」

カエデ
「本物のシカだね」





道民はエゾシカに包囲されている?
過去最高!
65万頭
にも膨れ上がった野生のエゾシカ
多発する事故、そして農業被害。
様々な問題と解決策を今回は勉強します。



森崎
「エゾシカを学ぼう~!!
 みんな気合入ってるなあ~」

河野
「勉強できそうだなあ~」





森崎
「やる気満々だね。
 今日はしっかりノートにとって、
 ちゃんと考えて欲しい事があるんだ。
 しっかり学ぼうね」



今回は先生をお招きしています。
エゾシカの専門家
酪農大学の伊吾田宏正先生。
エゾシカの生態に詳しく、
適正管理の必要性を説いています。



酪農学園大学 環境共生学類
伊吾田 宏正先生
「エゾシカや野生動物を専門に
 調査しています」



まずはエゾシカの基礎知識。
現在は道内ほぼ全域に生息。
オスには立派な角が生え春には自然に落ちます。
大きなものだと体重150キロにもなる
草食動物なんです。


(C)HBC