

お次は砂糖が誕生する瞬間を見ていきます。
城さん
「このザラザラしたのが砂糖の結晶です。
糖度を90%ぐらいまで上げて、
砂糖の結晶をさらに作った最終的な蜜です」

この蜜を遠心分離機のような機械に入れると-
城さん
「遠心力で蜜と結晶に分けています。
砂糖の結晶は無色透明です」

蜜の部分は分離機の外側に、
結晶の部分は内側に残るという事ですが-
機械が止まると-
藤尾
「砂糖だあ~」
生まれたての砂糖のお味は
「あま~い!」


佐々木
「製糖工場を見学しよう~」
1日でおよそ950トンの砂糖を作る、
中斜里製糖工場。
まずはダイナミックな原料受入れから…

“てん菜”をタップリ積み込んだトラック。
荷台がドンドン上がっていきます。
ゴロゴロゴロゴロ…
森崎「一気に落ちていった~!」
藤尾「スゴイ迫力」

ホクレン中斜里製糖工場
澤田 浩一さん
「1日に600台来ます」
森崎
「1日で600回やるんだって」
すぐに工場で使うものの他に、
収穫が出来ない冬の間の在庫分の
原料も確保しています。
工場は3月上旬までの170日間。
休むことなく稼働するのです。

受け入れられた大量の“てん菜”は
コンベアーである場所に運ばれていました。
森崎「みんな何が見える?」
あぐりっこ「水!水とてん菜が見える」
森崎
「“てん菜”の山を崩してませんか?」
澤田さん
「てん菜についている土を
洗い落としながら、送っている」


森崎
「では水に乗って“てん菜”は
次の工程へと運ばれるんですね」
澤田さん
「工場内に運ばれます」