あぐり王国 放送内容

2011ǯ1119土
ビルのような巨大釜で煮る!


てん菜を追いかけ工場の内部へ。
すると目の前に出現したのは…

森崎
「みんな何だかわかる?」

ミユ君
「てん菜の千切り~!」





洗浄された“てん菜”はビートスライサーで
細かく裁断されスティック状に。
そして温水で糖分を抽出する工程へ。



森崎
「ボクたちはカセットコンロと大きな鍋で
 煮出しましたよね。
 その鍋にあたる部分はどこなんでしょうか」

澤田さん
「この器が鍋です!」

鍋といってもビルの2階以上もある
タワーのような巨大釜!

森崎
「この中にてん菜の千切りが入ってる?」





窓ガラスが付いていて
内部を見ることができます。

ナナカ「中の様子が見えてる~」

澤田さん
「下から新しいのを入れて混ぜながら煮てます」

森崎
「回りながら上がっていくんだ」
 





澤田さん
「上がった物(繊維分など)は
 家畜の飼料として出て行きます」

搾り終えたてん菜は【ビートパルプ】となり
家畜の飼料として有効活用。
そして抽出された糖液は、
不純物を取り除き濃縮し、
砂糖を結晶化します。





濃縮した糖液を結晶化させる工程へ-
ここは温度が約50℃あります。

あぐりっこ「暑い!」

澤田さん
「この釜は真空になっていて
 75℃で徐々に結晶を多くします」

釜の窓には結晶化した砂糖が見えます。





取り出してみると-

藤尾
「これは砂糖になる直前ですか?」

澤田さん「ほとんど砂糖です!」





ほとんど砂糖の味見をしてみると

ユウキ君「うまい!甘い」





この後、遠心分離機で
高純度の砂糖の結晶にして充填します。



こちらの工場では、品質を守るための検査、
そしてリサイクル出来る梱包での出荷など、
安全管理や環境へ配慮した取り組みも
行われているのです。


(C)HBC