あぐり王国 放送内容

2011ǯ1203土
お米の新しい付加価値…米粉!


高橋市長
「美唄は米粉の町ということで
 いろんな政策に取り組んでいます」




米粉とはお米を粉にしたもの。
昔からせんべいやだんご等に
使われてきましたが、
近年より細かい米粉を作る技術が
開発された事で、
パンや洋菓子・めん類などにも活用され
注目が高まっているのです。



森崎
「どうして《米粉LOVE》を謳う町になったの?」

高橋市長
「美唄は米どころでお米がたくさんとれます。
 北海道で4番目に多くとれる町です。
 なのでこのお米を加工して物を作っていきたい。
 そしてお米をみんなに食べてもらいたい!
 それで米を粉にして何かできないかなって
 始まったのです」





森崎
「お米をご飯用に出荷する物もあれば
 粉にして出荷する物もある?」

高橋市長
「そうです。
 普通に炊いて食べるのが1番美味しい食べ方。
 その他に米をどのように食べてもらうか?
 ということで粉にして
 ケーキやパン・麺を作ったり…
 そうした取り組みを
 平成17年からやっていたんですよ」





じゃーん もんすけです。

日本人の主食、元気の源お米。

実は日本国内での消費量は
減少傾向にあるって知ってた?
水田を守って日本の食料自給率を
これ以上、下げないためにも
お米の消費低下を食い止める必要があるんです。

そこで水田の一部を米粉用の栽培にあてるなどの
取り組みが進められています。

日本の食文化を守るためにも
米粉の活用に注目が集まっているんだね。





ではどのように米粉ができるのか?
貞廣(さだひろ)農場の貞廣樹良さんに
教えてもらいます。

佐々木
「貞廣さんは本業は農家さんですが
 もう1つの顔は
 《美唄こめこ研究会》の会長さんです」





森崎
会長さんですが!そりゃ~どうも!
 (と市長の前を通り過ぎて…)
 ハイちょっと前失礼するね」

貞廣さんの前にやって来て-

森崎
「ど~もど~も!」と固い握手!

河野「《長》が付く人に弱い!」





さて《美唄こめこ研究会》とはどんな会?

貞廣さん
「美唄の米粉を使った色んな商品を作って
 まちの活性化に繋げよう!という団体です」





平成17年に発足した《美唄こめこ研究会》。
メンバーは市内の食品製造会社などを含む29名で
用途や新商品の開発など
米粉の活用法を研究しているのです。



貞廣さん
「実は隣にいる市長が初代会長なんです!」

森崎
「市長~~!」

ではどういう経緯で発足したのでしょうか?




(C)HBC