《北海道のもち米》と《他の県のもち米》の
違いを見ましょう。
森崎
「なんですか?このハンガーみたいの?
(左上の)北海道のハンガーは
何もかけられなさそうですよ」
高宮さん
「これは【曲がり法】と言いまして
一定の条件で餅を作りハンガーにかけます」
高宮さん
「例えば新潟産のこがねもち。
切り餅用に作られているもち米で
非常に硬くなりやすくピンとしてますね」
“もち米”は涼しい条件で育つと
柔らかい餅になると言われています。
なので涼しい北海道では柔らかい“もち米”が
主力品種となっているんです。
(ちなみに切り餅は加工するために
硬くなりやすい餅のほうが良いんです)
そして期待のニューフェイスが、
先ほどから紹介している「きたゆきもち」。
高宮さん
「平成21年に開発された新しい品種です。
寒さに強く、白くて味が良い」
佐々木
「先生がいらっしゃる上川農業試験場で
開発された品種なんですよ」
もち米界のエース!とも言われる「きたゆきもち」。
柔らかさ、粘り長持ち、白さが自慢で、
どんなメニューにも合いますが、
特におこわがオススメなんですよ。
北海道期待のもち米「きたゆきもち」を使って
調理実習です。
教えてくださるのは料理研究家の
坂下美樹さんです。
坂下先生には、
「きたゆきもち」の美味しさを生かすため、
「おこわ」を教えていただきます。
しかもレンジを使った超簡単レシピです。
詳しい内容はレシピコーナーをご覧ください!
あっという間に完成したおこわ。
そのお味は-
森崎
「おいしい!」
藤尾
「めっちゃうまい!」
ユリカちゃん
「もち米がモチモチしていてめっちゃうまい!」
藤尾
「毎年新米の季節はもち米も
こうやっていただかなきゃいけないですね」
森崎
「見落としてたね…損していた!」
藤尾「大損してましたよ」
坂下さん
「ご家庭でも簡単にできるので
もっともっともち米を食卓の中に
取り入れてもらえたらいいなって思います」