さてココで質問です!
“もち米(まい)団地”
という言葉を知ってますか?
もち米(まい)団地会長であり、
名寄で自ら“もち米”栽培もされている
中島道昭さんにもち米の栽培について
教えてもらいます。
もち米団地とは、
もち米の安定した生産と供給を行うため、
全国農業協同組合連合会が
指定した生産地の事。
品質向上を目指し取り組んでいます。
現在北海道では、もち米を生産している
14のJA全てが指定を受けているんです。
森崎
「花粉が混じらないように分けて作っている!」
中島さん
「そうなんです」
藤尾さん
「色が付いている町では
うるち米は作っていないんですか?」
中島さん
「いえ。混作地帯といいまして
作っているところもありますが
作る段階で区分けして作付けしています」
森崎
「混ざらない対策を練っているんですね」
純度の高いもち米は北海道の自慢。
実は国内に出回っている“もち米”の
およそ2割が輸入品なんです。
北海道のもち米は道外にある
「おかき」などの加工品工場へ供給しています。
国内で生産されるもち米の
およそ6割が加工品になるのです。
今後は原料としての供給だけではなく、
北海道内での加工が増える事が
期待されているんです。
森崎
「今年のもち米はいかがですか?」
中島さん
「天候に恵まれて過去最高といっていいぐらい
いいお米ができました!」
森崎
「お~もち食べたい~!」
荒川先生にもち米の栄養について
聞いてみました。
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「“もち米”の主成分はデンプン。
デンプンの種類としては粘っこい
アミロペクチンが多いです。
これは非常に消化しやすいデンプンで
うるち米に比べて胃に負担をかけずに
エネルギーに変わるという特徴があります」
さてあぐり一行はとある場所へと移動してきました。
森崎
「みんなこの場所覚えていますか?」
あぐりっこ「くるるの杜!」
今回のあぐりっこは、
この夏くるるの杜の畑を借りて行っていた
「あぐりファーム」で、
野菜やお米の成長を体験リポートして
くれていたんです。
しかもレストランメニューを考え、
実際にお客さんに食べてもらうなど、
ちょっと忙しい夏を過ごした子達なんです。