「御八つ」=「おやつ」。
そのルーツは1日2食だった江戸時代、
現在の午後3時に当たる「八つ時」に
農民などが体力を維持するために
食べていた間食に由来しているのだとか-
現代でも「おやつ」は食後のお楽しみや
ストレス解消など色々あります。
でも「おやつ」には大切な働きがあるのです…
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「おやつは食事と食事の間に食べる間食。
子供にとっては健全な成長に必要な
栄養素を補うというコトもあります。
また勉強や運動で疲れた体を癒してくれます。
大人にとってもリラックスして
楽しい雰囲気を作る…そういう事もあります」
ということで、
今回のテーマは「おやつ」!
食べるだけじゃない、
様々な効用をお勉強していきます。
佐々木
「みなさんこんにちは~」
森崎
「さて今回は《おやつ》がテーマ。
いつものあぐりっこのほかに
お母さんにも来ていただきました」
宮下親子と塚原親子に
来ていただきました。
あぐり家族「こんにちは~」
森崎
「おやつってどんなイメージかな?」
ヒカリ君「美味しい!」
河野「好き?」
ヒカリ君「好き!」
森崎
「今日は畑ではなく大学で勉強しますよ」
札幌の天使大学。
看護栄養学部では看護や栄養学を学び、
卒業生は看護師・保健師・
助産師・管理栄養士など、
食や健康に関する分野で活躍しています。
こちらで教鞭を執られているのが
栄養の解説でおなじみの荒川教授です。
今回はおやつについてバッチリ
教えていただきます!
荒川教授
「おやつ!間食とも言いますけど
その大切さについて勉強していきます。
そもそも“おやつ”って
本当に必要でしょうか?」
森崎
「ええっ!無いと寂しいです」
荒川教授
「三度の食事。それが1番大切です。
だけどお昼食べてから夜ごはんまでって
けっこうお腹空いたりしないかな?」
河野と森崎 声を合わせて…
「空きます~~」
荒川教授
「例えば運動するともっとお腹空くし…」
森崎「空きます」
荒川教授
「そういうときにちょっと
栄養的に補給する。
これがおやつの大事な役割ですね」
河野
「ボクのおやつはお菓子じゃなくて
しっかりカツ丼とか食べてます!」
荒川教授
「食べるぎると良くないですね!
基本は毎日の食事です。
足りないものを補うのがおやつですよ」
森崎「何を食べるかって事にもなりますね」
荒川教授
「そうです。年齢が低いとお腹も大きくないから
食べられる量も少ないです。
なかなかキチンと栄養的に取りきれない。
その足りない栄養を充分に補って
健全な成長につなげるのがおやつですね」
活動量の多い方や、
一度の食事で必要な栄養を取りきれない
育ちざかりの子供には、
おやつは大事な栄養補給なのです。