メリークリスマース! もんすけです。
留萌管内にはおよそ270の酪農家がいて
年間12万トンの生乳を生産しているんだよ。
管内の牧場で生産されたミルクは
道北2か所の工場に出荷されています。
初山別村より南の生乳は
みんなが飲む牛乳にするため旭川の工場へ!
そして遠別町より北の生乳は、
‘あの商品’に生まれ変わるため、
幌延町まで運ばれるんです!
さて何に変わるのかな?
その答えの前に
天塩町の生乳生産の特徴を聞いてみたよ。
JAてしお 佐藤聡さん
「JAてしおでは家畜ふん尿を畑に「肥料」として
還元するスラリー方式を整備しています。
酪農を経営する上で基本の
土づくり・草づくり・牛づくりをさらに構築するため
関係機関と協力してプロジェクトチームを立ち上げ
草地の成分分析や牧草栽培の畑を新しくするなど
栄養価の高い良質な牧草栽培を心がけています」
牛さん、美味しい牧草食べて、
美味しいミルクを出してね!
さて生乳が生まれ変わる“あの商品”とは何か?
森崎
「雪印メグミルク株式会社
幌延工場にやってまいりました!」
北海道北部エリアで生産された生乳は
こちらの工場に集められたます。
天塩町の生乳のほぼ100パーセントが
ここで乳製品に加工されるんです。
森崎
「集荷ローリーで生乳が運ばれてきたら
どうなるんですか?」
工場長 安藤信幸さん
「まず大きな体重計で集荷ローリーごと
重量を測ります。
そして生乳の量を測ります」
森崎
「あのタンク巨大ですね?」
安藤工場長
「1棟に集荷ローリー10台分ぐらいは入りますね!」
どのくらい大きいか藤尾君にタンクの前に
立ってもらうと…
森崎
「タンクでかいわ!」
安藤工場長
「20mぐらいの高さがありますよ」
森崎
「最大でどれだけの生乳を貯蔵できますか?」
安藤工場長
「130トン×6棟=780トンです」
このタンクに貯蔵する生乳は
たったの2日分!
運ばれた生乳は新鮮なうちに
どんどん加工していきます。
では、その製品があるという場所へ
案内してもらいましょう。