丸山さん
「寒締めホウレン草導入のきっかけも
土地の有効活用なんですね。
それに連作障害も軽減されたり…」
森崎
「そうかトマトばっかり作っていると
土の中のトマトが必要な成分ばかりが無くなる。
だけどホウレン草という違う品種を植えることで
土の中のバランスも保たれるんですね」
丸山さん
「平取にはこうした二重構造でパイプの太い
丈夫なハウスがあるんです」
藤尾
「これは元々トマトを育てるハウスなんですか」
丸山さん
「そうです!みんなトマトをやっています。
そのトマトの後植えに
寒締めホウレン草をやるパターンなんです」
じゃ~ん もんすけです!
寒い冬に育てる“寒締めホウレン草”。
北海道では一体どのぐらい栽培されているの?
ホクレン野菜果実花き課
有村利治さん
「ホウレン草の生育が止まり
5℃以下になると甘くなる…
その甘くなる時期が
北海道は全国で1番早く来ます。
十勝のJA木野、網走のJAきたみらい、
ここは11月下旬から出荷を始めています。
日高の平取町は1月から3月、収穫できます。
北海道の寒さの恵み、
それをおいしくて栄養価の高い
ホウレン草に変えて全国に発信できる、
もっと生産拡大できる可能性をもつ
品目だと思います」
寒締めほうれん草の栽培は、
東北地方では昔から
行われていたんだって。
北海道で収穫される
寒締めほうれん草は年間50トンほど。
もっともっと食べられるようになればイイよね♪
さて続いては
ちょっとユニークな袋詰めを体験です。
丸山さん
「大きなホウレン草をひっくり返して置いて…
その上にどんどん置いていきます」
一斉に「えええ~~~」
森崎
「重ねちゃうの??」
丸山さん「重ねちゃうんです」
重ねたホウレン草を透明な薄い板で
優しく巻いて筒状にします。
丸山さん
「できるだけ小さくするのがコツですね」
丸山さん
「この状態がお花のように見えるので
フラワー詰めと言います」
森崎「かわいいよねえ~」