“もったいない”から生まれた
画期的な取り組みとは?
その答えを探るべくあぐり一行が訪れたのは
地元の小豆にこだわる食品メーカー【十勝製餡】。
まずは“あんこ”はどのように作るのか、
佐藤工場長に教えていただきましょう。
詳しい“あんこ作り”はレシピコーナーへ!
佐藤工場長
「まずは小豆に適量の水を入れ火をかけます」
森崎
「水に浸さないんですね」
こうして沸騰したら中火にしておよそ40分。
すると「もうあんこみたいな色だ~」
森崎「すでに美味しそう」
河野「膨らんでる」
匂いをかいでみると-
ヒイナちゃん
「あっあんこ!
あんこのニオイがする(ニコッ)」
ここで煮汁を捨てます。
そして小豆の渋みを取るため
水をかえて再び沸騰。
中火で1時間ほど煮て、
軟らかくなったところで煮汁を再び捨てます。
森崎
「二回目の煮汁です。捨てます」
砂糖を加えて強火で砂糖を溶かします。
沸騰してとろみが出てきたら、さらに30分。
焦げ付かないようにまぜながら
水分をとばしていくと…あんこ完成!
森崎
「いやあ~時間かかるもんだね~」
河野
「工場では1日どれぐらい作るのですか?」
佐藤工場長
「7トンぐらい!専用の鍋で作ります」
続いては1日7トンもの
あんこを作る工場を見学。
あんこ作りの工程の“もったいない”とは
一体何なのか?
チリ・ホコリを丁寧にとり
入念に手洗いをして、いざ工場へ-
森崎
「うわ~スゴイ!いっぱい鍋あるよ~
でっかいなあ~」
モクモクと湯気を上げる釜。
まさに小豆を煮ている所です。
河野
「あの~今回のキーワード
“もったいない”って何なんですか?」
佐藤工場長
「それはこちらから出る“煮汁”です」