あぐり王国 放送内容

2012ǯ0225土
酪農家さんを支える獣医師の仕事


酪農家の重要な仕事の一つは「搾乳」
ミルクパーラーを使い1日2回・365日、
必ず行います。
他にも牛舎にきれいなワラを敷いてあげたり、
エサをあげたり、
一年中休まず牛の面倒を見ているんです。



そんな酪農家を支える主な仕事はこちら。
まずは獣医師のお仕事をみてみましょう。



厳しい国家試験に合格しなければ
なれない獣医師。
けがや病気になった
牛の手術も頻繁に行っている
似内厚之先生に話しを伺います。

まずは似内先生が乗ってきた車ですが…

森崎
薬…ですか??車の中にあるのは?」

似内先生
「ハイそうなんです」





似内先生の車の扉を開いた途端…

あぐりっこ「うわ~スゴイ」
森崎「全部、薬じゃん!」

似内先生
「農家さんまで来て治療しますので
 色んな病気に対応できなくてはいけません。
 カバンに入れるだけでは足りません!」





似内先生
産科・婦人科・内科・外科。
 全て対応できるようになっています」

藤尾
「車が総合病院なんですね!」





牛さんの医療器具って一体どんなの?

藤尾
「コレって医療ドラマでみる
 アレ(鉗子“かんし”)じゃない?」

森崎
「牛舎でできるオペ(手術)もあるんだ」

似内先生「あります!あります」





みんなが苦手な注射ですが
牛さんサイズだと-

ルルちゃん
「大きい~~!
 これブスッ(と刺すのを想像して)
 ヒヤ~~!

似内先生
「体が大きいぶん注射器や針が大きい」
 
森崎
「流れている血液の量も多いですもんね」





森崎
「これは点滴ですか?」

似内先生
「カルシウムです。お産してすぐの牛とか
 急激に牛乳を作らなければならないので
 カルシウム不足になるんです。
 そういう時、メインに使いますね」





森崎
「こちらの中春別地区には
 何頭の牛がいる?」

似内先生
1万8000頭います」





森崎「獣医さんは?」

似内「12名います」

森崎
「12人で牛の健康と安全を見守っている…」

1人で約1000頭以上を担当されてるんですね。




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