厳しい国家試験に合格しなければ
なれない獣医師。
けがや病気になった
牛の手術も頻繁に行っている
似内厚之先生に話しを伺います。
まずは似内先生が乗ってきた車ですが…
森崎
「薬…ですか??車の中にあるのは?」
似内先生
「ハイそうなんです」
似内先生の車の扉を開いた途端…
あぐりっこ「うわ~スゴイ」
森崎「全部、薬じゃん!」
似内先生
「農家さんまで来て治療しますので
色んな病気に対応できなくてはいけません。
カバンに入れるだけでは足りません!」
似内先生
「産科・婦人科・内科・外科。
全て対応できるようになっています」
藤尾
「車が総合病院なんですね!」
牛さんの医療器具って一体どんなの?
藤尾
「コレって医療ドラマでみる
アレ(鉗子“かんし”)じゃない?」
森崎
「牛舎でできるオペ(手術)もあるんだ」
似内先生「あります!あります」
みんなが苦手な注射ですが
牛さんサイズだと-
ルルちゃん
「大きい~~!
これブスッ(と刺すのを想像して)
ヒヤ~~!」
似内先生
「体が大きいぶん注射器や針が大きい」
森崎
「流れている血液の量も多いですもんね」
森崎
「これは点滴ですか?」
似内先生
「カルシウムです。お産してすぐの牛とか
急激に牛乳を作らなければならないので
カルシウム不足になるんです。
そういう時、メインに使いますね」
森崎
「こちらの中春別地区には
何頭の牛がいる?」
似内先生
「1万8000頭います」
森崎「獣医さんは?」
似内「12名います」
森崎
「12人で牛の健康と安全を見守っている…」
1人で約1000頭以上を担当されてるんですね。