牛の体の秘密を学んだ後は-
かわいい子牛との出会いが…
森崎
「あららら~カワイイねえ~」
佐々木
「あぐりっこのみんなどう?」
リュウ君
「カワイイ~~」
初めて牛と触れ合うあぐりっこ。
指をペロペロ舐められて…
ルルちゃん「ザラザラしてる…」
藤尾
「上の歯が無いのわかる?」
ルルちゃん
「わかる!下の歯だけある!カワイイ」
初めての授乳体験も!
チュウチュウチュウ…
あっと言う間に飲み干しちゃいました。
続いては子牛の誕生には欠かせない
【授精師】について学びましょう。
お話を伺うのは田渕吉明さん
21年ものキャリアがあるベテラン授精師。
安全安心なミルクが食卓に上がるための
お仕事とは一体どんなコトをするのでしょうか?
田渕さん
「別にあるオスの種を
お母さん牛のお腹に入れる事をやってます」
森崎
「子牛が生まれてくる
お手伝いもしている方なんですよ」
田渕さん
「乳成分などを気にして種付けをしてます」
将来生まれてくる子牛が、
質の良いミルクをたくさん出す牛になるよう
「乳牛改良」という取り組みが行われています。
20年前より1頭あたりの乳量が
およそ1000kgも増え、
品質もアップしているんです。
森崎
「人間と牛がしっかりと
タッグを組むことが重要なんですね」
じゃ~ん もんすけです!
品質の良いミルクを出す子が生まれるように
交配の相談に乗ってくれる会社もあるんだって!
ジェネティクス北海道 人見智亮さん
「交配相談に関しては
牛群自体のレベルを上げるのが目的です。
1頭1頭チェックし、その牧場の特徴を見て
酪農家さんと改良の方向性を決めて、
牛群自体のレベルを上げるプログラムを
行っていきます」
酪農家を支える仕事は、
他にもいろいろあります。
例えば牛のツメを切るのが仕事の
削蹄師(さくていし)。
ツメにバイ菌が入らないように手入れをします。
そして酪農家が搾ったミルクを工場に運ぶ
集乳ローリーの運転手さん。
このお仕事のおかげでお店に牛乳が並びます。
このようにたくさんの人達が
酪農家や牛を支えていて、
私達が飲む牛乳の安全安心を
守ってくれているんです。