さてここからは地域の酪農業の
管理・指導を担当する
JA大樹町・酪農畜産部の菊池勝寿さんに
お話を伺っていきます。
まず会社組織のメリットとは?
菊池さん
「大きな牛舎などを建てなければなりませんが
1箇所にたくさんの施設を集めることで
効率的に使いこなすことができます」
菊池さん
「そして技術を学べます。
若い人から年配の方まで年齢の幅が広がります。
年配の方から技術を教えてもらえるし
若い人が新しい技術を会社内で
広める事もできる」
森崎
「それって良い事ですよね。先人に学ぶって」
菊池さん
「またたくさんの人が働くので
“休み”を当番制でつくれますので、
長期の休みも話合って決めることができます」
そのほか酪農未経験者の人でも
仕事に就くことができ、
酪農にチャレンジしやすい
環境でもあるのです。
菊池さん
「経営管理やエサの管理を
農協はアドバイスして
関わっていこうと考えております」
森崎
「ちゃんとバックアップしていただいて
その後のサポートも充実していただかないと
なかなか大変…ですよね」
菊池さん
「平成6年の時には生産量が約6万1千トン。
戸数は180戸あったんですけど、
現在は108戸で生産量が9万2千トン。
戸数では4割少なくなったんですが
生産量では1.3倍増えたんです」
森崎
「へえ~酪農家さんの数は減ったけど
生乳の量は増えたんだ!」
法人化によってスケールの大きい、
しかも効率的な酪農経営ができ、
生産量がグーーーンとアップしたんですね。
でも900頭もの牛を育てるコスモアグリさん。
搾乳はどのように行っているのでしょう?
実はものすごいビックスケールなんです。
佐々木
「ここから搾乳が見学できますよ!
ではオープン!」
窓に駆け寄るあぐりっこ。
あぐりっこ一斉に
「うわ~~~!!」
「え~~~~!」
「すご~~~~い」
あぐりっこ
「何だ~すごい」
藤尾
「牛さんのお尻がいっぱい!
しかもあぐりっこ…
カメラ気にせずかじりついてます…」
森崎
「こんな光景、見たことある?」
ルルちゃん
「どうやって搾乳するの?」
藤尾
「搾乳風景にはまったく見えない」
高橋さん
「これはロータリーパーラーといいます」
ウララちゃん
「遊園地にあるメリーゴーランドみたい」