震災から一年。
北海道伊達市で再起を図る
宮城県亘理町のイチゴ生産者。
その中の1人、丸子裕人さん(33歳)は、
おじいさんの代からのイチゴ農家。
イチゴの栽培から離れてはいけない
と思い移住を決断しました。
丸子さん
「気温・気候が亘理と全然違います。
また亘理では土に直接植える栽培方法で
こちらでは高設栽培なので
管理方法が違ってくるので
勉強していかないといけないですが
そこが頑張りどころだと思います!」
テスト栽培したイチゴを初収穫したときは
どんな気持ちだったのでしょうか?
丸子さん
「嬉しかったです。
触ったこともない品種だし
環境も違いますから…
本当に栽培できるかなって
気持ちもあったんですけど、良かったです」
試行錯誤の末、実を付けた
その真っ赤なイチゴを
試食させてもらう事に…
収穫したばかり!
テスト栽培したイチゴをいただきます。
鈴木さん
「“すずあかね”というイチゴです」
森崎「すごい真っ赤」
カエデ「匂いがスゴイ!」
藤尾「ビックリするほど良い匂いする」
さて食べようとしていたら-
鈴木さんとあぐりっこのレン君がヒソヒソ話。
鈴木さん
「ヘタのほうから食べる。そして最後に甘い所。
一番美味いところは最後に食べる!」
森崎
「出ました!
イチゴ農家のワンポイントアドバイス」
レン君
「ヘタの方から食べたら
だんだん甘くなるんだって」
それではみんなでいただきま~す。
レン君「甘っ!」
森崎「みずみずしい」
藤尾「イチゴジュースみたい」
コウノスケ君「全部甘い」
カエデちゃん
「このイチゴ100個あったら全部持って帰りたい」
鈴木博之さん(40歳)
「以前自分達が作っていた品種と比べると
酸味が強いイチゴなんですけど…
すごい甘く感じました!」
(鈴木さんは家族5人で移住。
亘理町では観光イチゴ農園を営んでいました)
森崎
「北海道でこれまで出来なかった
イチゴができるようになる…って
【伊達のブランドイチゴ】が
誕生するかもしれない!スゴイ事だ!」
佐藤さん
「良いモノを作って伊達の人に食べさせる…
地産地消で地元のイチゴは
地元で消費するのがいいと思って!」
あの日から一年。
移住してきた皆さんのふるさと
宮城県亘理町の今は…
JAみやぎ亘理中部営農センターを
伺いました。