あぐり王国 放送内容

2012ǯ0310土
覚悟を決めゼロからの出発!


独身で一番若いのは
小野彰吾さん(22歳)。

森崎
「自信満々に独身!って手を上げてますね」

藤尾
「ここは嫁探しの番組じゃあないですよ!」

逆に一番ご年配でひょうきんなのは
鈴木秋衛さん、68歳です。

森崎「お歳はいくつですか?」
鈴木さん「100歳です!」





リーダー的存在の佐藤長一さん。
亘理町ではイチゴとお米を作っていました。
去年、単身で来ましたが
もうすぐ奥さんも移住してくる事になっています。

森崎
「皆さん、楽しくお話されてますけど
 1年前には大変な状況だったんですよね…」

佐藤さん
「もうすぐ来ますね、3月11日。
 そん時はイチゴの収穫の最盛期
 入ったところで…まず大変でした





ワカナちゃん
「みんな…泣いてる映像がいっぱいで…」

森崎
「悲しいニュース、いっぱい見たよね」





カエデちゃん
「家に1人だったから…なおさら怖かった



森崎
「全てが変わったと思うんですけど」

佐藤さん
ハウスも無いし自宅の2階が残ったくらい。
 だから…2mちょいかな…
 建物は残ったけど、私は…
 けど基礎だけ残って、
 他は全部流された人もいるので…」





森崎
「北海道に渡ってくるって
 かなり勇気がいると思うですけど」

鈴木志野さん
「移住をしないと…
 その先を見つけることができないくらいの
 状況だったのかな~って冷静になると思います。

 (来てみると)伊達市は野菜がとてもおいしくて。
 夏は暑くなるし今年は雪が多くてビックリ!
 けど子ども達が雪で遊んで楽しんでいるんで
 そういう姿を見ると良かったなあって思います」

(鈴木さんは父・夫・子ども、家族5人で移住。
 亘理町では観光農園を営んでいました)





昨年の7月、佐藤さん達は、
伊達市でのイチゴの生産を成功させるための
テスト栽培を伊達市大滝区で行いました。

宮城県とは気候や栽培方法が大きく違うため、
数種類の苗を育て、
伊達市の栽培に合う品種を調べました。





ほぼゼロからのスタートではありましたが、
亘理町で培った技術や知識を出しあい、
10月には立派な実を付けました!



22歳の小野さん
「ベテランの人から三十代の人まで…
 本当に教わることばっかりで…」

とここでチャチャを入れる佐藤さん
「今度、お酒教えるから!」

小野さん
「それは遠慮します!(笑)」





小野さん
「亘理にいたら自分のやり方しか知らないんで
 こちらに来たら色んな農家のやり方も分かるし
 大変勉強になりますね」



(C)HBC