あぐり王国 放送内容

2012ǯ0317土
7年かけて栽培…


行者ニンニクを勉強しているあぐり一行。
札幌からちょっと足を伸ばして
ある場所にやってきました。

佐々木
「さて新得町にやってきました。
 実はココで“行者ニンニク”が
 栽培されているんですよ

河野
「えっ山に自生してるだけじゃないの?」

行者ニンニクは春先から出回る
天然物が一般的ですが、
待ちきれない消費者のために、
栽培して冬場に出荷している
生産者もいるのです。





行者ニンニクの栽培について
生産者の村田博さんにお話を伺います。

村田さん
「ハウスの中でつくっています。
 1月の末から3月の中頃まで出荷してます。
 んで山もん(天然物)が出てくる前に
 ある程度出荷を終わらせて…
 チョロッと小銭を稼ごうか…と」

一同大笑い!!

では早速ハウスの中を見せてもらいましょう。





河野
「うわあ~(ハウスの中)ニオイきた~

森崎
「香りがスゴイ」





村田さん
「種で植えると7年かかります

森崎「7年??」
河野「7年かかるんですか??」

村田さん
「7年かかってココまできたんだ」





7年ものの行者ニンニクを収穫しました。
河野
「根っこが立派!長くて太い!」

森崎
「(ニオイかいで)
 うお~元気が出てくる!腹へってきた」

村田さん
「鍋に入れるとか、すき焼きに入れるとか
 ジンギスカンに入れるとか…
 卵とじでパッパッってやるのも良い!
 あと、おひたしも良い」

河野「何種類、料理だすんですか!」





ケイちゃん
「7年かかるのはスゴイ大変だなと思ったけど
 雪解けを待たないで食べられるのは
 行者ニンニクが好きな人には嬉しいかな…」

森崎
「ハイ!嬉しいです!」





出荷できる大きさにするために、
タネを植えてから7年間、畑で根っこを育てます。
7年育てて大きくなった物は、
10月に箱に植え替えて雪の下で寝かせます。
そして12月から3月まで、
順番にビニルハウスで成長させ、出荷するのです。



ハウスの外、
雪の下に眠る“行者ニンニク”を
掘り起こしてみましょう。

森崎
「結構、雪深いよね~」

河野
「何か出てきましたよ~」

箱に入った行者ニンニクが出てきました。





河野
「コレめちゃくちゃ重いですよ」

村田さん「しばれているからね」

森崎
「これをハウスの中に運びます」





ハウスの中で凍った行者ニンニクを自然解凍。
その後18~20℃の温度に保たれた床暖房へ移動。
するとぐんぐん成長していくんです。



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