2012ǯ0324土
牛乳パックの製造工場へ!
江川紙パック 品質管理室
野原貴志さん
「原紙は北米と北欧で生産してます。
紙は木材チップからパルプをつくり
食品用白板紙にします。
表裏をポリエチレンでラミネートし
巻き取りのままバリア性のある包装紙で
梱包してコンテナに積み込まれて
船で日本に輸送されています」
2万4千本もの牛乳パックが出来る
この原紙ロール!
重さはおよそ800キログラム~!
それでは原紙ロールから
どのように牛乳パックが
できるのか見ていこう!
ちなみにこれがセットされた原紙ロール!
まだ1枚のなが~い紙!
まずはプリント!
様々なメーカーごとに決まっているデザインを
印刷していきます。
牛乳パックは液体を入れるものなので、
特殊なインクを使って
にじまないようになっているんだよ!
そして「長―く」つながっていたのが
1枚の牛乳パックサイズに切られます。
うわ~
見覚えのある感じになってきたぞ~!
ちなみにプリントは機械がやってくれますが、
まんべんなく印刷されているか、
ずれていないかなどのチェックは、
人間の目でもしているんです!
こうしてチェックを通ったものは
さっきみんなで見たように
『端と端を圧着した筒状』にして、
届けられるんだって!知らなかった~!
江川紙パック工場の皆さん
ありがとうございました!
さてココからは
《牛乳パックの歴史》を知ろう!
森崎
「私が小学校時代、
牛乳パックは三角でしたよ」
するとあぐりっこ一斉に
「今、違います!」
「普通の四角なの」「ちっちゃいやつ」
「長方形的な…」「四角いやつ…」
根本さん
「40年前の牛乳パックが
展示してます。
右側から古い順に並んでますよ」
森崎
「コレよコレ!三角の牛乳パックは
折りたたむの難しかったんだよ~」
根本さん
「三角パックはどうしても
弱く漏れやすいという欠点がありました。
改良されて四角い形になってきてます」
(C)HBC