卵をお勉強中のあぐり一行。
今回は特別にお手伝いを
させてもらいました。
まずはエサやり!
河野
「エサは、いっぱいあげて良いですか」
北さん「いいですよ」
手作業でエサをあげていきますが
実際は…
河野
「みんな手作業だけど
いつもは機械であげてるんだって!
早いねえ~」
そして産まれたばかりの卵を
優しく大切に集めていきます。
佐々木
「とんがっている方が下だよ」
みんなで卵を120個、
収卵(しゅうらん)して
お手伝い終了!!
ちなみに北養鶏場で集めるたまごは、
1日で5千個以上!
ひとつずつ手作業で大切に扱っているのです。
ではつまようじを刺しても割れない、
ブランド卵「純卵」の美味しさの秘密はドコに?
それは安全安心で栄養を考えた
エサの配合にあるのです。
北さん
「通常エサとして与える【配合飼料】以外に
“カキ殻”などを与えています」
森崎
「貝殻を食べているのですか?」
北さん
「こっちは500万年前の地層から取れた
“貝化石”です」
あぐりっこ「500万年前??」
北さん
「カルシウムのほかに
ミネラル分も入っています」
他にも海藻や“よもぎ”
“木酢液”などが配合。
これらをバランスよく与えることで、
黄身が固くなり、
甘みが強く生臭さの少ない
卵になるそうです。
北さん
「20種類以上やっていますね」
じゃーんもんすけです。
ニワトリを元気に育てるのに
大切なエサの配合。
一般的には「米ぬか」
「大豆かす」「魚粉」など
様々な物が含まれていますが、
原料の半分以上がトウモロコシ。
主原料の飼料用トウモロコシ。
実は100%海外からの輸入に依存しています。
小麦や大豆などの穀物もそのほとんどが輸入。
最近では価格の高騰など、
卵生産者は大変なんだって!
しかも先進国では穀物自給率が高く、
食料自給率を上回っていますが、
日本だけが穀物自給率が低くなっています。
そのため、ほとんどを
国産でまかなっている
ニワトリの卵ですが、
消費したエサを含めて計算すると、
自給率はわずか10%と
なってしまうんです。
これからは国内産の穀物、
安全安心なエサで育ったニワトリが
増えるといいなぁ