続いては、
種の中のヒミツについて!
有村さん
「植物は種を残して命を繋いでいます。
これはトマトの種の中です。
実はトマトの赤ちゃんが入っているんです!」
白いところは「根」になる部分、
緑のところは「葉」になる部分。
周りには「胚乳(はいにゅう)」と呼ばれる
栄養を蓄えています。
小さな種の中にこんな秘密があったんです。
森崎
「この1つの種が全うに育ったら
いくつ実をつけるんですか?」
有村さん
「1本のトマトで1000個でも2000個でも!」
一同「えええええ~」
有村さん
「だけど時間がかかるので
農家さんは50~60個だけとります。
そのかわり何本も植えますね。
スイカの場合は頑張っても2個か3個!」
森崎
「面白いね~」
ユウト君
「初めて知ったことばっかり!」
佐々木
「続いてはコチラの種をご覧下さい!」
今まで観察した種より大きく丸い物体です。
有村さん
「潰してみて!」
グリグリグリ…
指で潰してみると、
中から黒い種が出てきました。
森崎
「これは何の種??」
有村さん
「玉ネギの種です」
有村さん
「これはコート種子です」
機械を使って播くときに便利なように
種のまわりをコーティングしている「コート種子」。
このコーティングのおかげで種が傷つきにくく、
病気にもなりにくいので、
発芽率が良くなるといわれています。
有村さん
「機械で吹き付けて作るんですよ」
さてお次のクイズ!
みんなの前にある「黒い物体」は何?
佐々木
「これは農作業を始める春に大切なモノですよ」
あぐりっこ
「なんだろう?」「黒い…」
ここでリーダーからナイスヒントが-
森崎
「早く種まきたいだろう?
じゃあ種まくためには、みんなどうしたい?
さあ書いてみよう!」
今時期の北海道には欠かせない
これはなんだ!?
さて答えが出ました。
女子チームは「雪をとかすモノ」
男子チームは「土のばい菌をなくす物」
さあ正解はあるかな?
有村さん
「『融雪材』と言う雪を溶かす物」
森崎
「女子正解です!スゴイ」
森崎
「雪を溶かすって言うから
薬品かなあ~って思うけど、
そうじゃない!自然なものなんですよね。
汚くも危険なものでもない!
安心・安全な物で雪を早く溶かすための
工夫をしているだよ」
というコトで見事、女子チームが勝利!