加工食品の表示に関してみてみましょう。
佐々木
「これが表示事項の一覧です」
森崎
「いっぱい書くんですね~」
谷さん
「名称は一般的に知られている呼び名、
原材料名は多く使われているものから
順番に書きます。
その次に食品添加物を書く。
さらにアレルギー物質があったら
それらも書くようになってます」
河野
「お母さん達は何が気になりますか?」
麻美ママ
「やっぱり賞味期限が気になります」
利恵子ママ
「そうですね…内容量ですね」
河野「わかりますよ!わかります」
森崎
「納豆でも豆腐でもそうですが
“遺伝子組み換え大豆では
ありません”という
表記が最近増えてきていますが…」
谷さん
「まず“遺伝子組み換え”ですが
《害虫に強い作物》あるいは
雑草を取るために除草剤をまきますが
その《除草剤に強い作物》…
こういった物を作るために
遺伝子を操作することがあります。
これを遺伝子組み換え食品と言ってます」
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■遺伝子組み換え食品とは-
DNA配列を並び替えたりし、
新たな性質が加えられた農産物のこと。
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谷さん
「加工食品の納豆や豆腐では
遺伝子組み換えの大豆を使っている場合、
あるいは分別をしないでやっている場合は
キチッと表示しなさいとなってます。
反対に遺伝子組み換え大豆を
使用してない場合は
書かなくてもいいという
ルールになってます。
ここに書いてあるのは
消費者が気になることをメーカーで
親切に『遺伝子組み換え大豆でない』と
書いてあるんですね」
森崎
「メーカーで自主的に
組み換えじゃない…と表記しているんですね」
森崎
「原材料名に大豆(アメリカまたはカナダ産)と
書かれていますが、
これは明記する必要あるの?」
谷さん
「法的には必要ないんですが
ガイドラインとして
自主ルールとして書いてあげてほうが
消費者のみなさんが買うときの
目安になる…ということで
書いてるところが多いです。
ほとんど書いていますね」
利恵子ママ
「今まで産地ぐらいしか
見ていなかったんですけど、
すごくたくさんのことが
書いてあるんだなって
改めて分かりました」
麻美ママ
「当たり前に安全だと思って
食べていたものが
そういう方々のバックアップがあったから
だったんですね」
お次は…
豆腐だけでも60種類!
大豆を原料とする食品の製造を得意とする
マルカワ食品にやって来ました。
安全安心がモットーの老舗メーカーです。
佐々木
「こちらで作っているものを並べて頂きました」
森崎
「すご~いお豆腐~!」
川面邦治(カワツラ クニハル)社長に
お話を伺っていきますよ。
河野
「大豆はどれぐらいの量を使うんですか?」
川面社長
「一日に平均して5トンは使います」
森崎
「そんな作っているんですか?」
川面社長
「豆腐だけでも1日に6万丁は
作っています」
森崎
「6万丁!」