佐々木
「まずは5月に
“種まき”“育苗”という作業があります」
森崎
「みんな長ねぎの種、見たことある?」
あぐりっこ「な~い!」
森崎「どんなんなんだろう」
佐々木「お願いします!」
とここで横山さんが出してのは
ヒモのようなもの。
横山さん「これなんです」
森崎「えっどういうこと??」
横山さん
「これシーダーテープと言って
種をまきやすくする物です。
テープの中に種が入っているんです!」
森崎
「あ~なるほど。
このヒモを一列ビヤーって埋めていけば
種まきになるんだ~」
藤尾
「だけど…5月って収穫もやってませんか?」
横山さん
「ハイ!やってます。
収穫しながら来年の種まきも
やってるんです」
森崎
「卒業式しながら入学式やっちゃうみたいだ」
5月に撒いた種をビニルハウスで育苗したあと、
畑に植え替えます。
その後7月からは成長に合わせて
土をかぶせる作業。
そして12月、寒さ厳しい冬を迎えるのです。
佐々木
「成長した状態で雪が降り、積もっていきます。
その雪の中で我慢して我慢して…やっと4月。
冬を越して収穫を迎えるのです」
森崎
「うわ~1年だ!大変だ~このネギは」
藤尾
「雪が降る前に食べられるんだけど
わざわざやってるんですね」
畑をよく見てみると-
森崎
「2列だけビニールがかぶった
トンネルがあるんですが」
横山さん
「春と言えども北海道はまだ寒いので
3月末からこのトンネルをかけ始めます。
こうすると温度が上がるので
早く伸びるんです」
横山さん
「なおかつ…
出荷はいっぺんに出来ないので
時期をずらすためもあるんです」
森崎
「6万本もあるから
一度に収穫は出来ないもんね」
トンネル状のハウスで
ぐんぐん成長した越冬春長ねぎ。
収穫時期になるとトンネルを外します。
越冬春長ねぎの収穫体験!
上手に収穫できたノブヒト君が
ソウア君を応援します。
ノブヒト君
「上にあげて、上にあげて…」
上手にソウア君も収穫できました。
森崎「カメラに向って~」
ノブヒト君も一緒にVサイン!
森崎
「なんでノブ入ったの!
なんかオイシイなあ、ノブヒト」
藤尾
「全部、自分の手柄にしたがるな~」
さて女子チームの収穫。
モモカちゃんも上手に取れました。
森崎
「モモカ~カメラに向って…」と言いつつ、
ノブヒト君のマネをして
カメラに映ろうとするリーダー!
みんな大笑い!
楽しい収穫体験になりました。