あぐり王国 放送内容

2012ǯ0519土
苗を育てる現場にはマシンがいっぱい!


続いてやってきたのは
ホクレン滝川種苗生産センター
「北のプラグセンター」。
お話を伺うのは今村俊彦さんです。

佐々木
「目の前で作業が始まりましたが
 さてココは何をしている施設ですか?」

今村さん
「ここは“北のプラグセンター”といいまして
 プラグトレーで花と野菜の苗を
 作っている施設です」





河野
「みんなコレはさっき見たやつだね。
 このプラグトレーに土が入ってますが
 今は何をしているんですか?」

今村さん
「カボチャの種を手でまいていますよ」

森崎
「苗作りをしているんですね」





森崎
「種を植えて発芽させて
 葉っぱが開いてきたところを
 生産者に譲って植えてもらうんですね」



続いては-
今村さん
「このポットマスターで
 プラグトレーに土を詰めて
 水分を与えていきます」

ポットマスターにプラグトレーを入れると
流れ作業で土が入ります。
最後には水がシャワーのように降り注いで
シットリ濡れた状態になります。





土が入ったトレイには、
種を入れるためのくぼみをつけます。

ここでディブラーというマシンが登場





この突起を土に押しつけて
くぼみを作るんです。
わずか5ミリから7ミリ程の深さですが、
種を真ん中に安定させるためには
重要なくぼみなんです。



お次は種を大量にまく時に大活躍する
《真空播種機》。

まずは枠のついた板に種を入れます。
ここには実は200個の
小さな穴が開いてます。
板の下から空気を吸い込むと
穴に小さな種がくっついて
1つ1つバラバラにすることができます。

「くっついてる~!」
「細かい!!」





先ほどの板を裏返しにして
本体にセットします。

本体には先ほどのタネと同じ場所に
同じ数の穴があいています。

板側の圧力を抜くとタネが落ちます。





するとそれぞれ管を通って
トレイに落ちていく仕組みに
なっているんです。



森崎
「これで全部まかれたの?」

あぐりっこ
「入ってる!」

森崎
「ひと粒ずつっキチンと入ってる!」




(C)HBC