さてこの直播栽培しているお米の品種は-
中野さん「“ほしまる”と言います」
森崎
「ほしまる!カワイイ名前ですね
★(ほし)であり○(まる)である」
森崎
「通常の田植えをする方法と
田んぼに種をうわ~って播く方法では
味って変わってくるんですか?」
中野さん
「なぜかわからないんですけど
直播栽培のほうが
タンパク値が低くできあがる」
森崎
「タンパク値が低いというコトは…」
中野さん「おいしいってこと!」
森崎「え~食べてみたい~」
では「ほしまる」を試食してみましょう!
さてお味はいかがでしょうか。
森崎
「うまい!ふんわりしている!」
サヤカちゃん
「甘くて食べやすい!」
フウガ君
「もっちりしていておいしい!」
藤尾
「米粒が1つ1つしっかりしている!」
森崎
「ボリューミーですね」
中野さん
「普通のお米よりも
ひとまわり大きいんです、粒が」
森崎「粒が!」
ばっちり美味しい「ほしまる」。
品種の開発には
長い道のりがあったんだって…。
上川農業試験場 水稲グループ研究主幹
佐藤 毅さん
「平成9年にこの品種を作るために
人工交配を始めました。
“葯培養”という方法を使い
採取的に出来たのが平成18年なので
9年かかりました。
食味を判断するのに色々ありますが
その1つにタンパク質があります。
直播するとタンパク質が下がりやすくなるので
なのでこの“ほしまる”もおいしいです」
実は直播栽培って昔は
主流の栽培法だったんだって!
ところが度重なる冷害などで
直播栽培をする人は減少。
しかし上川農業試験場では直播栽培に適した
品種の改良を続けていました。
「ほしまる」の誕生は
直播栽培が見直されるきっかけになったんだよ。
続いては水田へ~!っとその前に、
何か見えてきたみたい…
森崎
「カッコイイなあ~」
中野さん
「あれは直播栽培に必要な
レーザーレベラー!
水田をまったいらにする機械です」
そして後ろに付いている
板で土をならして、
田んぼを平らにするんです。
佐々木
「こういう機械も使うんですね~」