あぐり王国 放送内容

2012ǯ0623土
農業の未来を担う若者たち!農業科学科


旭川農業高校には四つの学科があります。
国語や数学など一般課目の他、
各学科によってそれぞれ専門の知識や
技術を身につけられる学校なのです。

森崎
「ここでは森林とかも学ぶの?」

山川君
「森林科学科では林業のことなど
 森林環境について学ぶことができます」

森崎「旭川は木工の町として有名だもんね」

河野「家具とか聞きますね」





山川君が胸にバッジをつけています。

山川君
「これは“ミズナラ”の木で作ったバッジ。
 皆さんにも作ってあるんです!」

森崎「やった~」

ヒカル君「ありがとうございます!」

手作りバッチをいただき上機嫌のあぐり一同。
さっそく授業中の農業科学科(2年)に
お邪魔しました。





農業科学科では
作物の栽培や家畜の飼育について学ぶほか、
農業経営に関する知識
身につけることが出来ます。
将来農業関係に進む生徒が
一番多い学科でもあります。



森崎
「家が農家だって人は?」

40人中17人の生徒さんが実家が農家さんでした。

森崎
「では将来農家を継ごうと思ってる人は?」

40人中10人の生徒さんが農家を継ぎたいと
考えているようですね。





森崎
「なんで農業高校の農業科学科に入ったの?」

角田祐樹君
「家が農家をやっているので手伝う時に
 楽になるかなって思って入りました」





佐藤範樹君
「中学生のときに親が病気になって…
 最初は継ぐ気はなかったんだけど
 継ごうかなと思って入りました」

森崎
「高校卒業したらすぐに?」

佐藤君
「いえ!もうちょっと勉強したいんで
 滋賀県に種苗会社の専門学校があるので
 そこに行きたいです」

農業科学科 荒井泰史先生
「短大や専門学校に入って仲間作りをしたり
 他の地域を見て勉強したりして
 戻ってくる生徒が増えています」





園田航稀君
「自分の家の田んぼとかを開放して
 幼稚園児に田植えをさせたりして
 農業経営者を増やして育成したいです!」

頼もしい未来の農業者にあぐり一行も感動です。





じゃ~ん もんすけです。 
コメ作りがとても盛んな旭川エリア。
旭川農業高校では「さすが米どころ」っていう
体験学習があるんだって!

そこで事前に河野君が取材に行ってきました。
するとゾロゾロと生徒さんが大移動中。

河野君「今から何すんの?」

農業科学科1年 森下拓海君
「1年生の全学科で田植えをします!」

河野「160人で今から田植えするの?」





旭川農業高校では
全学科の新入生全員が校内の田んぼで
一斉に田植えをする授業があるんです。
農業高校とはいえ学科によっては
作物の栽培を経験しない生徒も…
そこで「食と農」をより身近に感じてほしい
行われている実習なんだって。

河野
「160人が一列になって田植えって…
 この光景すごいな」





最初は慣れない作業で戸惑っていたけれど、
最後は楽しんで田植えをしてました。

荒井泰史先生
「田植えのときの温度だったり風だったり…
 その時にしか経験できないので
 それを覚えてもらって
 就職先でも農家の人と関わるので
 それらを活かしてもらいたいですね」

みんな植えたのは「もち米」は秋に収穫したら、
モチつきをして全校生徒で食べるんだって!
僕も食べた~~い!




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