一方河野君とヒカル君は
校内で大きな太刀を持ったような
不思議な集団と遭遇!
河野
「みなさんは何科の生徒さんなんですか?」
3年生 大上慎二君
「僕達は森林化学科3年生です!」
河野
「あのバッジを作ってくれたのが
森林科学科!」
河野
「何をしているんですか?」
大上君
「“下枝払い”と言う作業で、
必要の無い枝を切り落として
木の成長を促進させるのと風通りを良くして
虫の発生を抑えるためにやってます」
大上君
「校内の木は僕たち森林科学科が
管理することになってます」
河野「ものすごい広いでしょ??」
大上君
「授業の中で管理することになっているので!」
河野「そうか、これも授業か!」
さてお次は…
森林科学科3年 南清志朗くん
「シイタケを作る植菌という作業をします!」
河野
「シイタケを作る植菌??」
ヒカル君「シイタケ??」
南くん
「コレがシイタケの種みたいな物です。
ホダ木にドリルで穴を開けて
これを入れていくとシイタケができます」
※これは『種駒(タネゴマ)』と言う
椎茸菌が培養されている木片です。
ではあぐりっこ体験学習!
ホダ木に河野君が穴を開けて種駒を
さしていきます。最後にしっかり
トンカチで埋め込んでいきます。
大切なのは菌がまんべんなく広がること!
30個もの穴をあけ、植菌していきます。
出来上がったら…
河野
「スゴイ量!」
こうして植菌したホダ木は散水して日陰で保管。
今年の収穫はもう終わってしまいましたが
来年の春にはシイタケが実るそうです!
河野
「南くんの将来の夢は?」
南くん
「公務員で林業の分野で働こうと
思ってます」
ほかの生徒さんも全員
「林業関係に進みたい」と意欲満々!
河野
「旭川は林業の町ですもんね。
大切ですよね林業が!
みなさんキレイな林を守ってください!」