あぐり王国 放送内容

2012ǯ0630土
パルシステムで人気の商品とは?


つづいては北海道の生乳や乳製品が
どのように道外に運ばれ、
全国の人に食べられているのか、
その一例を藤尾くんと佐々木アナウンサーが
それぞれリポートします。

最初にレポートしたのは佐々木アナ。
日本の52%もの割合をしめる
北海道産の生乳。
これらの中には
北海道で牛乳パックに詰められて
製品となり道外へ出荷される物もあります。
そんな北海道の牛乳を首都圏などで
積極的に流通販売を行っているのが
「パルシステム生活協同組合連合会」。 
一体どんな仕組みなのでしょう?

パルシステム連合会岩槻センターを訪れました。





佐々木
「パルシステムとはどういったものですか?」

パルシステム連合会 商品本部
産直推進部部長 高橋宏通さん
「パルシステムは生協の中でも特に
 食の安全や農業にこだわった生協で、
 お店を持たないで安全安心なものを
 直接組合員宅に届ける生協です」

安全で安心な品を宅配している「パルシステム」。
“パル“とは英語で友達や仲間という意味で、
首都圏や近郊の1都9県、
130万人もの組合員で構成されています。





佐々木
「130万人の会員向けの商品が
 ここに集まってくる!」

高橋さん
「昨日から今朝入ったものが明日には
 各家に配達される仕組みになってます」

佐々木
「全国各地から集まった食材が新鮮なまま…」

高橋さん
「鮮度を落とさないで明日には食卓にのぼる!
 もちろん北海道のものもフレッシュな状態で
 届けていますよ」

パルシステムの「セットセンター」では、
商品を温度帯に分けて管理し、
注文どおりに仕分けします。
その後60箇所以上ある配送センターを経由して
組合員のもとへ届けられます。





高橋さん
「ここは生協のセットラインで
 組合員さんが注文した商品が“個人別”に
 箱に入れられます。約1000アイテムあります」

佐々木
すごいですね!
 後ろに商品がズラ~っと並んでいて…
 1日どのくらいやるんですか?」

高橋さん
「8万世帯ぐらいです」





高橋さん
「これはパルシステム自慢の
“こんせん牛乳”。
 北海道の牛乳で今朝届いたばかりです。
 パルシステムでは30年ぐらいのお付き合いで
 クリーンな牛乳を求めて北海道の鶴居村などの
 生産者にお願いして作っていただいて
 品質を保って、栄養価がたっぷりある牛乳を
 飲んで欲しくて販売してます」



72℃で殺菌。
根室や釧路の生乳で作られる
風味豊かなこだわりの牛乳“こんせん72”。
パルシステムでは
「生産者と消費者の交流を通じて共に創る運動」
を進めています。



その1つが組合員が
こんせん72の生乳産地の1つ・鶴居村を訪れ
酪農現場などを見学体験する
“北海道こんせん酪農体験ツアー”。
こうした日本全国の産地を訪れる活動で
「生産者との顔の見える関係」
築いているのです。

 





佐々木
「かわいらしいキャラクターなんですけど!」

高橋さん
“こんせんくん”です。
こちらは人気商品ですよ」

組合員からの高い人気をほこる
 “こんせん72”。
マスコットの「こんせんくん」は、
今やパルシステム全体の
イメージキャラクターとなったのです。

佐々木「なんだか嬉しいです!」





佐々木
「パルシステムの役割とは?」

高橋さん
「パルシステムはただ物を売るんじゃなくて
 組合員の健康と豊かな暮らしを守ること。
 ひいては生産者と消費者が一緒になって
 農業を守って豊かな『食』を作って行く。
 生産者と消費者が結びついて
 共に安全な物を作っていくことが
 パルの役割だと思います」

130万人の組合員と生産者を結ぶパルシステム。
組合員は安全性や美味しさに納得して
購入することができ、
生産者は安定した出荷先を確保できるなど、
双方にうれしい仕組みなのです。





“こんせん72”をいただきましょう。

佐々木「これは美味しい!」

高橋さん
「非常にサラッとして飲みやすいのが特徴。
 牛乳が嫌いな子でも“こんせん72”なら
 飲めるって子もいます」

佐々木
「飲みやすくてゴクゴクいっちゃいます!

こちらでも多くの人たちに北海道の牛乳が
愛され支持されていることが分かりました。
すごいな~北海道!




(C)HBC