佐々木
「みんなが出してくれた答えを検証しましょう。
まずはタクヤ君が回答した
“高い所に植えられている”
タクヤ君、これは何でだと思う?」
タクヤ君「う~ん何でだろう」
ノゾミ「低い所より風通しがいいから?」
ヒロト「高い所にあると取りやすいから?」
森崎
「収穫がしやすいから…」
さてその理由は…
牧さん
「このように腰の位置に台があることで
収穫作業や管理作業が効率的にできる!
体に負担をかけないんです」
森崎
「確かに葉物野菜は収穫が全て手作業ですよね」
高設ベッドと呼ばれる台を使い、
生産者の負担を軽減。
また台の上の真っ白いシートは
太陽光を反射して、葉っぱが熱くなって
「日焼けする」のを防止したりしています。
※実はこのシートを裏返すと黒になります。
寒い時期は黒い面にすることで
逆に太陽光を集め保温しています。
次にこのシートをめくってみましょう。
中からは土のようなものが出てきましたが…
牧さん
「これはもみ殻とヤシ殻です。
それらをベットに敷き詰めています。
土を使わないことで
雑草の抑制にも繋がります」
JAひがしかわ 福井陽輔さん
「高設ベッドのために、
かがんで収穫をしないので
腰の負担軽減と労働力の軽減に
つながります。
ですので高齢者の女性の方でも
簡単に収穫作業ができることです」
作業が軽減できると高齢者も無理をせず
栽培に取り組むことができるもんね!
「高齢化対策」としてスタートした
チマサンチュ栽培。
現在JAひがしかわでは
10軒の生産者さんが栽培していますよ。