佐々木 「みなさん、あぐりっこ、こんにちは!」
本日のあぐりっこは 札幌からやって来た6年シュン君、カリンちゃん 5年コウノスケ君、マサキちゃんです。
佐々木 「今日は十勝の清水町にやって来ました。 こちらでは“てん菜”という作物から 砂糖を作る《製糖工場》があって 町の一大産業となってます… がしかし、もう1つ 町でチカラを入れているものがあります!」
佐々木 「それがコチラ『十勝○牛』 」
マサキちゃん「乳牛?」
シュン君 「肉牛??」
十勝の清水町で、 いま売出し中の『十勝○牛』 その産品とは何なのか? その答えを探しにスーパーへ!
ホクレン商事 食彩館すまいる432しみず店 ■清水町南1条1丁目2-2 ■℡0156-69-2000
店内に入るとリーダー達の声が 聞こえてきましたよ…
森崎 「柔らかくて美味しいよ~」
藤尾 「いらっしゃい!いらっしゃい~」
売り子さんに扮した二人が 美味しそうなアレを焼いてました!
森崎 「食べてみるかい? 柔らかくて美味しい 十勝清水の牛肉だよ~」
ではいただきま~す!
コウノスケ君「おいしい!」
カリンちゃん「柔らかい!」
森崎「ほら~~」
マサキちゃん 「美味しい~牛の味っていうか…」
森崎 「牛の味がした! 味がわかる女だな~~」
コウノスケ君 「いつも食べてる牛肉よりも すごく柔らかくて…食べやすい! 」
というコトで… 今回勉強するのは…
佐々木 「十勝若牛!」
森崎 「今十勝清水がものすごく チカラを入れている牛肉なんです!」
脇坂さん 「通常のホルスタインは 約20ヶ月で牛肉になる。 しかし十勝若牛は名前の通り 約14ヶ月で肉にしてしまうんです」
森崎 「若いね!」
藤尾 「通常のホルスタインより半年も短い」
脇坂さん 「それによって赤味のおいしさ・柔らかさなど 十勝若牛独自の特徴が出せるんです」
ここでホルスタインについて リーダーからお話が-
森崎 「ホルスタインの場合、メス牛はお乳を搾って 牛乳を取るために飼育されますね。 だけどオス牛に生まれてきたら… 2歳になる前にお肉になって、 我々がいただいているんだよ。 お肉をいただくときは絶対 無駄にしてはいけないよね。 わかってるよね?」
あぐりっこ「ハイ!」
さて十勝若牛に話はもどって…
脇坂さん 「お肉もただ若ければ良いって ものではありませんし 好みもありますが、 十勝若牛の味の特徴を出して 他の商品との差別化を図ってます。 町内に5軒限定で生産していて 衛生的な環境の牧場ばかりですよ」
森崎 「まだ子牛で抵抗力がついてないから 清潔な環境じゃないと育ってくれないですよね」
では牧場に行って見ましょう!
森崎 「じゃあ行くよ~十勝清水十勝若牛!」
あぐりっこ「十勝清水十勝若牛!」
森崎 「ぎゅう~(と親指をだす)」
藤尾 「ぎゅう~じゃなくてグ~でしょ!」
十勝清水町の十勝若牛。 訪れたのは安全安心な飼育がモットー、 農業生産法人コスモス。
あぐりっこ「ひろ~い!」
さて代表の安藤さんをお待ちしてると ジープに乗って颯爽と現われました!
あぐりっこ「こんにちは~」
佐々木 「黄色の長靴とピンクのツナギで ご登場いただきました。 代表の安藤登美子さんです」
森崎 「失礼かもしれないんですが… なんてカワイらしいんでしょうっ!」
安藤さん 「57歳です…孫もいますよ!」
若々しくてかわいらしい安藤さんに 十勝若牛のことを聞いちゃいましょう!
佐々木 「まずみんな牧場をみてどう思ったかな?」
シュン君「デカイ!」 マサキちゃん「すごく広い!」
藤尾「フレンドリーな牛ですよね」
安藤さん 「うちは子牛の時から哺乳瓶で 1頭1頭ミルクを与えているので 私達をお母さんと思って育っているので 人を見ても怖がらないのかも…」
こちらで育てている牛はおよそ2200頭。 10ヘクタール・札幌ドーム2個分の敷地に 牛舎が17棟あり、それぞれ牛の成長段階に 合わせた作りになっているのです。
まずみんなが訪れた牛舎は生後10日後の 子牛たちが集まった哺育牛舎。
カリンちゃん「かわいい~」
マサキちゃん「すごいカワイイ。目もおっきい」
では子牛にミルクにあげましょう。
安藤さん「チカラ強いでしょ。頑張って!」
マサキちゃん「かわいい~」
安藤さん 「みんな清水町で生まれた子ですよ」
藤尾 「地元の子なんだ~」
続いては14ヶ月間育てられた、 出荷直前の牛を見学。
あぐりっこ「でか~い!」
マサキちゃん 「黒い牛もいる!」
森崎 「それぞれ黒と白の模様が違うよね」
安藤さん 「この子たちが間もなく出荷を迎えます」
森崎 「さっきまで子牛を見てたよね。 14ヶ月たってここまで大きくなりました。 みんな、どう思った?」
シュン君 「メッチャでかくなって、 重くなっていると思う!」
森崎 「20ヶ月肥育が通常だと聞いてます。 こちらは14ヶ月で出荷しますが 育て方の違いって何かあるんですか?」
安藤さん 「20ヶ月と14ヶ月では ゴールが違いますので エサの栄養の計算とか 全く異なります」
森崎 「ただ半年早く出荷するって 話じゃないんですね。 最初のカリキュラムから 全然違ってるんですね」
さてここでリーダーから みんなに命のお話が-
森崎 「牛が出荷されるって どういうことか想像つく?」
マサキちゃん「牛さん殺しちゃう」
森崎「殺してどうする?」
マサキちゃん「お肉になっちゃう。食べちゃう」
コウノスケ君 「なんか…可哀想な気がする」
森崎 「そんな気持ちも出てくるよね」
カリンちゃん「ありがたいと思う」
森崎 「これが現実なんだよね。 ものを食べるということは 命をいただくこと。 感謝をもって食べ物をいただきましょうね」
安藤さん 「育てている間は 切ない想いもあるんですけど 精一杯役割を果たしていけるように 大切に育てていきたいというのが 会社のモットーとするところですね」
森崎 「心を込めていただきます、ごちそうさまを 言えるようになりましょうね」
じゃーん もんすけです。 十勝清水のブランド《十勝若牛》は 地元での生産にこだわっているんです。
JA十勝清水町 若原幸雄さん 「十勝若牛は出荷まで地域内での 一貫生産を中心としています。 町で生まれた子牛を肥育牛まで育てることで 親牛や生まれた時の状態など、 詳細な履歴が把握でき、 より安全な管理を行えます。
通常のホルスタイン牛肉よりも半年ほど早い 出荷体制は全国でもここだけの取り組みで 希少価値の高い牛肉です。 さらに地域内で生産から処理・加工・販売まで行い 一貫した安全安心への管理を進めています 出荷は関西暗闘を中心に全国各地に販売。 通信販売でも購入できますので 十勝若牛のおいしさを味わってください」
なるほど~十勝若牛は地元の皆さんが 安全安心にこだわった牛肉なんだね!
■十勝若牛に関して ホームページ http://wakaushi.com/
さて牛舎を見学した後は…カレー??
森崎 「なんで牧場でカレーなんですか?」
安藤さん 「うちの会社は毎月1日は “カレーの日”と決めていまして お昼はスタッフ全員で カレーをいただくんです」
お集まりいただいた コスモスのスタッフの皆さんです。 みなさんを横目にカレーをいただきます!
スパイシーだけど辛くなくって とっても美味しいカレーです。
と、ここでリーダーが…「アレ?」
森崎 「アレ?安藤さん。 安藤さんの横にも1人いますね?」
安藤さん 「私の孫でエミリーと申します」
牧場長の瀬藤雅信さんは自衛隊出身。 専務の奥山勉さんは建築の板金屋さん。 三谷吉和さんは元大工さん。 福島鉄峰さんは元鉄工所勤務です。
安藤さん 「牛を育てている合間に自分の特技を活かして 色んなことをやってくれるので とっても良い会社かなって!」
安藤さん 「TPPとかたくさんの不安もありますが 地に足をつけて牛を育てて行きたいと思います。 これからも美味しい牛肉をキチッと育てていける そんな牧場にしたいと思っています。 みなさんも北海道の牛肉を たくさん食べていただければと思います」
佐々木「もちろん!食べます!」
十勝清水では《十勝若牛》を使った 新ご当地グルメが誕生!評判になってます。
それがこの… 『十勝清水 牛玉ステーキ丼(980円)』
町内11のお店でメニューに並ぶ、 新ご当地グルメをいただきましょう!
森崎 「やっべー。コレは美味そうだあ!」
■飲み喰い処 げんや 清水町南2条3丁目4-2 ℡)0156-62-7333
マサキちゃん、 お肉を一口頬張るや「ビックリ顔」に!
森崎 「マサキ、どうしたの?」
コウノスケ君も… 「おいちい!」
森崎 「なんだカワイイなあコウノスケ。 そんなカワイイ子だったっけ?」
藤尾 「流行のオネエ系ねらってる?」
さてリーダーも…
森崎 「おいしいっ(ニッコリ)」
藤尾 「なんでコウノスケのキャラ、 パクってるんですか!」
十勝清水牛玉ステーキ丼には いくつか定義があります。
飲み喰い処 げんや 三田英郎さん 「十勝若牛のロースを使うコト。 タレに特製の味噌を使うコト。 北海道産のお米を使うコト。 そして980円統一でやっています! 付け合せは各お店で違ってますよ」
柔らかい食感と赤味のうま味が特徴の 十勝若牛。一体どんな栄養があるのかな?
天使大学看護栄養学部 荒川義人教授 「牛肉は動物性のタンパク質が豊富で 栄養価が高く、筋肉や血管を作るのに 非常に役立ってくれます。 牛肉の赤い色は鉄分が多い証拠です。 これを体に取り入れると血液中の鉄分を 体にシッカリ補給することにつながります。 それから若い牛の場合は 高タンパクでありながら低脂肪。 脂分のとりすぎを気にしている人には “ヘルシー”でイイ肉と言えます」
14ヶ月の育成期間で出荷される十勝若牛。 ボクも食べてみたいなあ~
森崎 「もうけとかは?」
三田さ 「もうけ的な部分より町おこしをしたい! という気持ちですね。 なんとか町に来てもらいたいと思ってます」
森崎 「わかりました。 今後は帯広の行きと帰りに寄ります!」
問い合せ) 十勝清水牛玉ステーキ丼 地域活性化協議会事務局(清水町役場内) ℡)0156-62-2112 HP)http://tokachi432.com/
ここで十勝若牛を堪能できるイベントをご紹介!
大地の栄養をたっぷり蓄えたアスパラと、 十勝若牛を味わいつくすお祭りです! ぜひ行ってみてくださいね~!
《十勝若牛アスパラまつり》 ■日時 6月9日(土)11時~14時 ■場所 JA十勝清水町第2駐車場
お問合せはJA十勝清水町 ℡0156-62-2161