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2018年12月22日(土) | ♯504 地元の風土が育む美味しさ!つべつ和牛編
2018年12月22日(土) | 地元の湧水&愛情たっぷり!
2018年12月22日(土) | 風邪をひかないようにベスト着用!
>>

2018年12月22日(土) |  ♯504 地元の風土が育む美味しさ!つべつ和牛編
肉用牛。
全国の飼育頭数、およそ250万頭。
そのうち50万頭以上を飼育する、
肉牛王国・北海道。

そんな中、年間出荷頭数わずか300頭ながら、
全国で最優秀と認められた
少数精鋭のブランド和牛が北海道にはある!
その和牛とは?!

今回のあぐり王国ネクストは
全国が認め、あのミシュランも認めた
○○○和牛に注目!

森結有花アナウンサー
「北見市のお隣津別町にきました!」


森崎博之リーダー
「北見市からすぐということで
 津別町も玉ねぎ生産がさかんですね」

森崎リーダー
「農産物色々作っているんですけど
 33%が玉ねぎですね~」

森アナ
「さすがリーダー!
 津別町にも詳しいんですね」

リーダー
「10年やってると北海道は
 だいたい詳しくなりましたね」

森アナ
「さて津別町で何を学ぶか…の前に、
 北海道で作られているブランド牛って
 どんなものがあるか知ってますか?」

森崎リーダー
「知ってますよ~詳しい詳しい!!

 え~っと…


 白老牛…宗谷…黒…牛…」

森アナ「もういいです!」

森アナ
「びらとり和牛ですとか…
 去年、十勝若牛とかね…」

リーダー
「それもあります!言われたら分かります!」

森アナ
「多くのブランド牛が北海道でも作られていますが
 ここ津別町でもつべつ和牛という
 ブランド牛が生産されているんです」

リーダー
「おいしそうだなぁ~。食べましょう」

森アナ
「まだです!その美味しさに迫るんですが…」

森アナ
「そのつべつ和牛というのが
 去年開催された全国的な牛肉の品評会で
 最優秀賞をとったんですって!」

リーダー
「ええええ!すっごい事じゃないですか!」

森アナ「全国的にも認められている!」

リーダー
「キャーすごい!食べましょう」

森アナ
「美味しさの秘密に迫っていきますよ」

さて今回のあぐりっこはー

感受性豊かでよく笑う小学5年生、
高谷涼々(スズ)ちゃんと、
将来は農家のお嫁さんになりたい4年生、
山口未來(ミクル)ちゃんの2人です!

リーダー「お肉好きですか?」

あぐりっこ「は~い!」

リーダー「何の肉が好きですか?」

スズ「牛肉!」

ミクル「全部好きです!」

リーダー「牛肉はよく食べる?」

ミクル「どうだろう…」

スズ「あんまり食べない…」

リーダー「どうやって食べるのが好き?」

スズ「すき焼きとか…」

ミクル「ステーキとか!」

リーダー
「やっぱり牛肉って高級なイメージあるね。
 すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ、
 どう食べてもご馳走だっイメージあるよね。
 楽しくなるよね。
 牛肉は食べると幸せを感じる 成分があるんだ」

リーダー
アマンダマイドという幸福物質が
 分泌されるんだって!」

森アナ「そうなの!!へー」

リーダー
「だいたい知ってるの!
 知らないことも多いんだけど…
 知ってることを偉そうに伝えるのが得意なの。
 おじさんによくあるパターン(笑)」


2018年12月22日(土) |  地元の湧水&愛情たっぷり!
面積の9割を森林が占めるという、
自然豊かな津別町。
そこで育つ、つべつ和牛とは? 
さっそく牧場へ!

こんにちは~♪

全国最優秀の牛を育てたのが、
この迫田(さこた)牧場。
迫田悟さんに、つべつ和牛について、
詳しく教えて頂きます!

リーダー「この子たちがそうなんですか?」

迫田さん
「この子たちはつべつ和牛を生んでくれる親牛」

リーダー
「お母さんたちなんだ。ママ会中ですね」

迫田牧場では、親牛に子牛を産ませ、
その子牛の育成から肥育までを、
一貫して行っています。
リーダー
「一般的になんですけど
 北海道は乳牛もいますから…
 牛さんって大型じゃないですか。
 人間よりも大きい!
 なので世話をするのが大変なんです。
 だから普通の酪農家さんとか肉牛農家さんは
 仔牛と親牛を別の生産者が育てることが多いの。
 こちらは仔牛も親牛も全部めんどうをみてる。
 これって大変なことですよね?」

迫田さん「本当に大変ですね…」

リーダー
「それぞれに与える餌や肥育方法が違う!」

産まれてから同じ環境で育てることで、
牛のストレスを減らし、
健康に成長させられるのが、
一貫生産の大きなメリット。
そして、つべつ和牛は、
さらに環境に恵まれているようで…

迫田さん
「むこうに雌阿寒岳がありまして
 そこから流れるミネラル豊富
 おいしい水を飲んでいるのが特徴です」

リーダー「天然水を飲んでいる!」

迫田さん「本当においしい津別の水です」

和牛は1日に30リットルもの水を飲むとあって、
牛の飼育にとって水は、
とても大切な要素の1つなんです。

リーダー「天然水、贅沢だなあ~」

迫田さん
「あと特徴かどうかなんですが
 つべつ和牛は出荷頭数が
多いわけではないんです」

迫田さん
「なので一頭一頭を大事に愛情いっぱい
 育てているというのが特徴です」

リーダー
「少数育成だからこその愛情のこもり方、
 手のかけ方がありますよね」

つべつ和牛の年間出荷頭数は、およそ300頭。
生産戸数は、迫田牧場含めて町内に4軒。
まさしく少数精鋭のブランド牛。

2018年12月22日(土) |  風邪をひかないようにベスト着用!
一通り勉強したところで、
子牛を育てる牛舎を見せて頂くことに!
あぐりっこ
「うわ~ちっちゃ~い」
「かわいい~」
リーダー
「おじさん目がハートです♪」
この牛舎では生後7か月までの牛を育てています。
将来健康に太らせるため、
丈夫な体を作る期間なのですが…。

迫田さん「寒さに特に弱いんですよね」

リーダー「津別寒いじゃ~ん」

迫田さん
「だから防寒対策がすごく大切になるんです」

スズ「どうやって?」

迫田さん
「天井にヒーターがあるんです。
 冬になるとこのヒーターが下がってくる!」

森アナ
「でもこれだけでは
 冬の寒さは厳しくないですか?」

迫田さん
「そうですね。あとはベストを着せたり!」

あぐりっこ「ええええっ???」

迫田さん
「牛専用のベストを着せて
 少しでも暖かくしてあげる!」

リーダー
「あの子(ベスト着用の仔牛)は
 冷え性ですか?」

森アナ
「じゃあ冬になると
 あのベストを一頭一頭着せるんですね」

迫田さん「全頭に着せます」

スズ「大変…」

森アナ
「では大切な防寒のお手伝いを
 させてもらいましょう!」

リーダー「防寒というとベストですか!」

迫田さん
「このままだと暴れちゃったりするので…」

迫田さん
「じゃあ今から捕まえますので
 それからベストを着せましょうか?」

あぐりっこ「はい!」

リーダー
「じゃあ捕まえるお手伝いを
森アナがやりますんで…」

森アナ
「なんでそういう危ないの私なんですか!」


2018年12月22日(土) |  森ちゃん大健闘!仔牛とお散歩だ!

ということで、まずはロープを使って、
子牛を捕まえることに…

森アナ「かわいい~」

あぐりっこ「頑張って~」

迫田さん
「じゃあこの子にしますか。
 捕まえますんで。はいどうぞ!」

ささっと近づいて縄で縛ろうとしますが

ドンッ

どつかれて転ぶ森アナ。

迫田さん
「こうして…こうして…」

迫田さんが仔牛を縛っていきます。

迫田さん「はい!できました」

リーダー
「ほとんど迫田さんがやりましたね」

森アナ
「連れて行っていいんですか?」

迫田さん「どうぞどうぞ」

リーダー「えっ!牛ひけるの??」

すると…

ドンッ

やっぱり、どつかれて転ぶ森アナ。

あぐりっこ「森さーん。頑張って!!」

森アナだけではどうにもならず
あぐりっこも入って
何とかベストを着させることができました。

ここで普段はしていないことなのですが
今回は特別に迫田さんからある提案が…。

迫田さん
「天気もいいのでお散歩してみますか?」

あぐりっこ「ええええ~っ!したい!」

早速、外に出ていくとー

森アナ「すごいすごい」

スズ「大丈夫?行こっ!」

スズ「かわいい~♪」

思いっきり引っ張られます。
親牛舎に近づくと

スズ
「お母さ~んじゃないよ~(笑)」

リーダー「のどかでいいねえ」

スズ「楽しいね。楽しいね」

ずんずん歩いていくあぐりっこと仔牛。

迫田さん
「どこまで行くの~!」

子牛のお世話をたっぷり手伝わせてもらった一行。
続いて、大きくなった牛の牛舎におじゃまします。


2018年12月22日(土) |  命をいただくということ

リーダー
「うわ~立派になった!」

この牛舎では、生後7か月~30か月までの牛を
飼育しています。
ずいぶん大きくなりましたが、
特別な何かを食べているんでしょうか?

迫田さん
「食べるものは稲ワラ配合飼料。
 基本的にはこの2つだけなんですよ。プラス水!
 それだけでこの子たちは生きているんですね」

迫田さん
「それをいかにエサを食べさせるか?
 健康に太ってくれるか?
 食べては寝て、食べては寝て…
 ということが仕事ですね。この子たちの」 

リーダー「どこ産のワラですか?」

迫田さん
「大空町のもち米の稲ワラなんです」

リーダー
「近郊のワラですね。
 いいね地域のものを食べて育って!」

森アナ「水もワラも地元のものですからね」

牛の健康状態に、徹底して気を使いながら、
良いエサと良い水を与え
2年近くかけて太らせます。

その出荷間近のおよそ2歳半の牛を
見せて頂きました。

森アナ「え~すごい」

あぐりっこ「うわ~太っちゃった!」

迫田さん「何キロぐらいあると思う?」

ミクル「200キロぐらい?」

迫田さん「200キロ?」

迫田さん
「実際にはですね800キロくらいある!」

あぐりっこ「ええええええ」

スズ「うっそー」

リーダー
「この子たちは出荷を待つ状況なんですね」

迫田さん「そうです」

リーダー「出荷を待つ状況なんですね」

迫田さん
「そうです。年内には出荷されますので
 今年中にはいなくなりますね…」

リーダー
「出荷するってどういうことかわかる?」

ミクル「人が食べる…」

スズ「お肉にする…」

リーダー「そうだよね」

リーダー
「あんなに可愛かった仔牛が
 2年半でここまで大きくなって
 それでお肉になる。つまりは
 我々がおいしくいただくために飼育されて
 大きく大きく育てられている」

ミクル「ちょっと悲しいけど…」

スズ「おいしいからね…」

リーダー「スズはどう?」

スズ「かわいそうだけどね…」

リーダー
「いつも参加してくれるあぐりっこに
 言っていることがあって
 私たちは命をいただいている。
 牛だけじゃなくて鶏や豚や羊、魚。
 野菜だって全部、命なんだよね。
 私たちは命を食べて生きているんだから
 しっかりと感謝をして食べようね」
迫田さん
「この子たちは肉牛で
 肉になるために生まれてきた牛なので…」
迫田さん
かわいそう…と思って
 食べられたくないと思う。

 分からないですけどね、牛の気持ち」
迫田さん
「でも消費者の皆さんに
 おいしいと言ってもらえるのが
 多分一番嬉しいと思うんです」

迫田さん
「そのために生まれてきた牛たちなので
 2年半という長いようで短い期間を
 精一杯生きている牛ですので…」

リーダー
「すごく大切に育ててくださった牛なので
 美味しく食べて頂きたいという
 生産者さんの思いだと思います。
 そして愛ですよね!
 やっぱり人なんですよね。
 人の心が育ててるんだなってことが分かりました」


2018年12月22日(土) |  つべつ和牛を美味しくいただきます

森アナ
「私たちの前につべつ和牛が用意されております」

リーダー「これはダメでしょう!」

ミクル「すごい」

スズ「すごいきれい!おいしそう」

リーダー
「小学生でこういうの食べていいと思う?」

スズ「…思う!」

リーダー「じゃあ、いっか!」

森アナ
「このサーロインステーキを
 JAつべつの中川さんに焼いて頂きます」

JAつべつ 中川寿幸さん
「素人ですが宜しくお願いします」

リーダー
「なんで素人なんですか!プロ呼んできて」

中川さん
「つべつ和牛は素人が焼いてもおいしい」

中川さん「では焼かせていただきます」

ジュー

あぐり一行「うわ~おいしそう」

ジュー

じーっとみつめるリーダー。

リーダー
「いや~色々あったなあ今年も。
 いろいろ…悪かったな 」

森アナ
「私もですよ。至らない点が多くて…
 リーダーに助けてもらってばかりでした…」

リーダー
「なんぼだ。お肉食べて忘れよう!
 そして来年に繋げよう」

※何かの寸劇のようです(笑)

さあ焼けました!

スズ「うわ~いい色!」

思わず人にやさしくなってしまうほどの、
このビジュアル!
食べる前から幸せ成分がほとばしっています!

リーダー
「仔牛から出荷前の牛まで見せて頂きました。
 大切なことは何だったかな?」

あぐりっこ
「命を大切においしくいただきます!」

リーダー
「そうだ!ではいただきま~す」

ミクル
「すっごいトロトロで
 すっごいおいしい」

リーダー「とろけるかあ」

スズ「ううううううう~ん」

視線が固まるスズ。

リーダー
「どこ見てるんだ。あの子」

スズ
おいしい~
 すっごいおいしい~!!」

リーダー
「泣くの?感動してるの?」

ポロリとを流しちゃうスズ。

リーダー「なんで泣いてるんだ」

スズ「おいしい…」

全国最優秀の実績は伊達じゃない!
その美味しさに感動しまくりのあぐりメンバー。

このつべつ和牛、出荷先は道内2割、道外8割。
その多くは東京に出回っています。

こちらは、東京にある
すき焼き割烹店 日山(ひやま)。
あのミシュランにも掲載されている名店。
精肉店としても古くから営業しています。
そんな日山が、月に一度、
つべつ和牛を提供・販売。
その日は、大いに賑わうそうで…

日山アトレ亀戸店 山口 裕之店長
「つべつ和牛のファンがいらっしゃるので
 目指してくるという方もいらっしゃる。
 毎月つべつ和牛を扱っているんですけど
 また買いに来たいという声もあります」

誉れ高い老舗、日山が認める、
つべつ和牛の魅力とは?

山口店長
「きめ細かい肉質と霜降りの入り方が素晴らしい!
 さっぱりした脂が特徴だと思います」

そんな日山の割り下を使って、
今度はすき焼きで味わいます!

リーダー
「うわ~~うわ~アッハッハッハ。
 いただきます!
うわ~幸せだあああ」
リーダー
「肩の部分ですからね。
 しっかりと筋肉質・繊維があって
 また脂はトロンととろけてだ…
 卵の黄身にまとわれて
 とっても美味しいものが口に運ばれる!
 おいしいです!」

リーダー
「すごいお肉がこの町から出ましたね」

中川さん
「我々の念願でもありました
 これだけの和牛が作れたっていうのを
 本当に誇りを持っております」

リーダー
「これが昨年度の日本の和牛の中で
 トップだったんだっていうのが頷けます!」

中川さん「ありがとうございます」

リーダー
「日々の中でこういうものが食べられるように
 しっかり仕事頑張りましょう!」

森アナ「そうですね!」

みなさんありがとうございました!

森アナ
「あぐり王国北海道NEXTは
 今回が年内最後の放送となります。
 次回は1週お休みしまして
 来年1月5日の放送となります」

リーダー
「今年もたくさんの北海道の生産現場を
 見させていただいて
 特に今年はあぐり王国10年!
 そして500回という節目の年でした。
 長寿番組として皆さんに愛され続けています。
 ありがとうございます。
 来年からまた気持ちを新たに
 初心を忘れずに
 また大いなるステップに向かって
 頑張っていきましょう!
 来年もまた宜しくお願いします!
 それではみなさん!よいお年を!」

----------------------------------
12月15日のクイズ
「今回、十勝に行ったのは、
 なんて学校の学生だったかな?」
 
正解は「北海道大学」でした。


2018年12月15日(土) |  ♯503 ドキュメント企画 北大ホームステイ物語編

NA(森結有花アナウンサー)

今月7日、北海道大学。

「生産者も消費者も安いものがほしい」

「地産地消じゃないけど日本で作ったものは
 日本で食べられる仕組み…
 ただそれで日本の消費者が食べるか…」

「どれだけ品質が良いものを作っても
 それには価格が上がっていって…」

「うちらの地域は長イモとか輸出はしてるけど
 それでも中国とかのほうが安いんですよ…
 だから勝つには安心安全なものを作るのが
 一番の武器というか…」


農学部の講堂に集う、学生たちと生産者たち。
日本の農業について熱く意見を交わしている、
この集まりは一体?

さかのぼること、およそ2か月前。
10月6日の朝、札幌の中心部。
バスに乗り込んでいるのは、
北大農学部の学生たち。
8時、バスが出発。
学生たちは、何を目的に、
どこへ向かったのでしょう。
学生
「十勝に農家さんの所に行って
 農家さんの暮らしを体験しに行きます」
十勝。
北海道の…日本の食料を支える一大農業地帯。
その十勝で、農協青年部が中心に進めている
知られざるプロジェクトがあります。
「とかち農業・絆プロジェクト」。
学生の農村ホームステイや、
その後の勉強会を通じて、
生産者と消費者が、お互いに理解を深め、
十勝の農業をより発展させようと、
2012年度から行われている取り組みです。
NA(森崎博之リーダー)
これからご覧いただくのは、
現役バリバリの生産者と
農業の未来を担う学生たちとが結んだ
固い絆の話です!

2018年12月15日(土) |  これからは農業が1番大事だ!
「みなさんはじめまして。
 ようこそ十勝へお越しくださいました!」

十勝地区農協青年部協議会
寺島 達記さん
「折からの台風が接近している中での
 開催となるんですけど…
 一泊二日で十勝の農業の魅力を
 余すとこなく…とはいかないかもしれませんが
 存分に味わって体感して 
 色々持って帰っていただけたらと思っています」

北海道大学大学院 農学研究院
小林国之准教授
「わずか1日の体験でその後の人生が変わった!
 という学生も何人か時々います。
 それが良い方向に行ったか分かりませんが(笑)
 色んな方向に変わるきっかけに
 なるんじゃないかな」

「平田さん長嶋さん。
 受け入れ盟友(農家)は須藤さんです」

学生のグループ分けと、
その受け入れ先が発表されます。
番組では道外出身者の女子学生2人と、
今年初めて受け入れを引き受けた
生産者に注目しました。

「吉田と申します。よろしくお願いします」

更別村の畑作農家・吉田明史さんと、
北大農学部2年の片岡真友美さんと
神山明日香さん。

吉田さん
「ちょっと緊張感がお互いありますけど
 じき何とか打ち明けられると思いますので
 よろしくお願いします」

(リーダー)
生産者の吉田さんにご挨拶が済みました。
片岡さんと神山さん、
この2人も初顔合わせなんですね。
このプロジェクトは
「仲良しグループの思い出作り」の
ためのモノではないんです。
主催者側は、学生と農家それぞれに、
どのようなことを感じてほしいのでしょうか?

十勝地区農協青年部協議会
寺島 達記さん
「学生さんは農業を勉強されているけど
 現場はそんなに見たことがないと思うので
 座学で学んだことと比べて
 現場の感じで新たに気付くことがあるのかな…
 それと盟友の側から言いますと
 逆に盟友はこれが当たり前だと思っているので
 外部から見られて
 あっそうだったのかって、
 はたと気付くこともかるかなと思います」
吉田さん
「今回参加しようと思った
 きっかけとかあったんですか?」

神山さん
「小林先生からメールが来た時点で
 これ絶対面白そうだなって思って
 行こう!と思いました」

片岡さん
「私もメールを見て面白そうだったんですけど
 一人だったら不安だなって…
 応募を迷ってたんですけど
 同じ学科の友達が興味ある!と言っていたので
 一緒に行こうといってきました」

長野県出身の神山さんと、
滋賀県出身の片岡さん。
2人はどうして北海道で農業を学びたいと
思ったんですか?

神山さん
「私は農学部に行きたいなと思って
 それで北大がいいかな~って…
 おっきなこと言うみたいになっちゃうんですけど
 この先一番大切になっていくのが
 農業じゃないかなと思うから。
 そういう関係で自分が何かやりたいなって」

片岡さん
「私は単純に北海道に憧れがあって
 乳製品もおいしいし
 肉類も魚介類も野菜類も全部おいしいっていう
 イメージがあってこっちに来ました!
 食べるのが好きなので
 食べ物系を学びたいな~って進学しました」

吉田さん
「ここが家です。妻です!」

奥様の恵さんと長男の遥紀くん
「寝起きなの!」

吉田さん
「部屋は自由に使ってください」

まだ緊張ぎみの二人…

吉田さん
「ちょっと落ち着いたら仕事しましょう」

二人「…はい…」

さあ!いよいよ農作業の始まりなんですけど、
台風は大丈夫かな…


2018年12月15日(土) |  学校から畑へ飛び出せっ!
吉田さん
「これがビート(てん菜)!あと1~2週間…
 10月最後くらいには収穫するんだけど、
 ビートは日中と夜の寒暖差で糖分が増すから
 できるだけ引っ張って…収穫するんだけど…
 1つ抜いてみましょうか?」

さてトライしてみますが…

神山さん「ん?えっ?ん??」

なかなか抜けません。

吉田さん「大丈夫?」

やっと1本収穫できました。

神山さん
「うおおおお~でかい!すごい大きい」

吉田さん「これが砂糖になります」

吉田さん
「で!なんでカマ持ったかっていうと
 ビョーンと出てるやつ(雑草)があるんだよね。
 それが収穫の邪魔になるから根もとから切る!」

吉田さん
「かなりつらいと思うんで」

片岡さん「歩きづらい…」

吉田さん「これでも葉っぱが元気ないんで…」

片岡さん「なんか雑草が見当たらない」

吉田さん
「なんか収穫とかできればよかったんだけど
 横の畑。黄色っぽいっちゅうか…
 あれが小豆を収穫した後」

実は吉田さん、
この日、学生に小豆の収穫作業を
体験してもらう予定だったんです。
ところが、ある事情で、
前の日にその作業を終えてしまったんです。

吉田さん
「小豆落ちてますね…
 今年は天気悪かったから豆は小っちゃいよね。
 もっと本当は背が大きいんだけど
 小さいし収量も少ないです

神山さん「この黒い模様みたいのは?」

吉田さん
「濡れてカビみたいな…。
 ちなみになんで昨日やっちゃったか。
 ちょっと濡れてるの触ってみて」

吉田さん
「なかなか触ってもパリッといかないしょ?
 乾いていると機械で脱穀すると
バチバチバチって割れるの!」
吉田さん
「だから晴れて乾燥しているときじゃないと
 なかなか難しいの。
 濡れちゃうともんでも全然出てこないからダメ。
 本当は今日、小豆を収穫したかったけど
 この天気だから止めました。すみません…」
小豆は、茎や殻が乾燥していないと、
収穫が難しいんですよね。
その時、雨が降っていないとしても、
小豆が濡れていると収穫はできないんです。
吉田さん
「だから天気をみながら
 例えば今日は曇りだから止めようか?とか。
 一回濡れちゃうとなかなか乾かないし
 濡れすぎるとこっから芽が出るから
 そうなると使い物にならないから…
 だから今時期は天気予報見たりとか
 本当に計算しながら仕事をしてる
小豆の収穫を学生に体験させることは
吉田さん自身が
とても楽しみにしていたんですけど…。
背に腹は変えられません。

2018年12月15日(土) |  納屋で学ぶ小豆の収穫作業

吉田さん「全部小豆です!」

神山さん・片岡さん「すごーい」

神山さん「触っていいですか?」

吉田さん「どうぞどうぞ!」

二人とも「すごーい」を連発。

吉田さん
「あんな鞘に何個かしか入っていないのに
 こんなに…。
 豆も物によって品質・等級が決まって
 値段が変わってきます。
 適期収穫をしていかないとモノが悪くなる!」

吉田さん
「扇風機!ダクトで風を送って乾燥させる。
 うるさいからびっくりしないでね」

ブオオオオオオ

吉田さん
「風が来てるでしょ。これで乾かします」
吉田さん
「これが豆の収穫期。
 豆を拾ってこの中で脱穀して
 このタンクの中に豆が入ります。
 本当はこれを見せたかったんだけど…」

吉田さん
「たまたま豆がありました。
 さっきベチャベチャだったでしょ。
 これ乾燥している豆」

片岡さん「割れそう」

吉田さん
「ちょっと揉んだだけでパラパラっていくしょ。
 今まだ雨降ったりして空気湿ってるけど
 いつもなら触っただけでバリっといきます!」

小豆の収穫は体験できませんでした。
でも、貴重な話をたくさん聞けたし、
何よりホームステイというイベントが
あったとしても、
最優先するのは作物の品質だという、
生産者の心意気。
こちらは多いに伝わったんじゃないでしょうか。

吉田さんの畑は、およそ48ヘクタールの広さ。
ビート、豆の他にジャガイモや小麦なども生産。
機械化を進めて、基本的に吉田さんと父親の
2人で農作業をしています。
(リーダー)
なるほど。十勝らしい大規模機械化農業ですね。
ちなみに更別村は、総面積のおよそ7割が農地。
そして、農家1戸当たり4台を超えるという、
日本有数のトラクター所有台数を誇ります。
さて一日の作業が終わりました…

神山さん「この黄色いのって何ですか?」

恵さん
「カボチャ団子!イモ団子のカボチャバージョン」

吉田さん
「今日は疲れた?
 あまり作業はしてないと思うけど
 二人が満足してくれたかなって。
 あまり仕事なかったから心配なんだけど…」

片岡さん「すごい大満足です」

吉田さん
「他の家はなんか一労働力として働いてる!」

吉田さん
「親の時代から比べたらラクになってる。
 小っちゃいときの思い出とかあるけど
 あのまんまだったらねっ
 農家やってないかもしれない!」

「嫁に来ない!」

神山さん「あははは」

こうして、ホームステイ初日が終わりましたが、
この夜、天候が悪化しました。

吉田さん
「明日は何もできない前提なので
 うちのジャガイモ・メークインを使って
 イモ団子みたいなの作って…
 ピザなんかも作れたらいいかな!」




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