「米作り頑張ろう~おお!」
JAたいせつエリアで始まった米作り企画。 5月に米作りの第1歩となる 「育苗」と「田んぼ作り」を学びました。
森崎 「みんな荒くり頑張るぞ~!」
昔ながらのクワを使った荒くり作業の後は、 あぐりっこが一人一列、 長さ100メートルの田植えにチャレンジ!
しずく「めっちゃ曲がってる…」
佐々木 「ちょっと景色が変わりましたね! みんな覚えているかな?」
ミチル「すっげ~曲がってた」
佐々木 「番組史上最高の曲がり具合でしたね」
マナト「おいしそう!」
森崎「早いなっ!」
しずく 「ちょっと(稲穂が)固くなっている」
森崎 「その中にお米が入っているんでしょうね」
佐々木「高橋さん、実ってますね」
高橋さん 「お陰様で今年は気温も高くて…」
森崎「良かった?」
高橋さん「ハイ!」
森崎「あ~良かった!美味しく実ったって」
アミ「今すぐ食べたい気持ち!」
しっかり成長した見事な稲穂に、 あぐりっこも興奮気味!
ところであぐりっこが植えた稲は、 どうなっているのでしょうか?
高橋さん 「若干曲がっている所です」
佐々木「分かるかな?」
田んぼ作りをした5月。 水を張った田んぼを整えて、 田植えを行いました。 7月には植えた稲が青々と元気に成長。 そして9月。田んぼが黄金色の稲穂で輝く、 収穫の秋を迎えたのです。
佐々木 「今日はいよいよ稲刈りです」
森崎 「みなさんどうします? 刈りますか?刈りませんか?」
あぐりっこ「刈ります!」
いよいよ待望の稲刈り…その前に、 高橋さんと奥様の維子(まさこ)さんに 鎌の使い方を教えて頂きます。
稲の下から5センチ辺りに鎌をあてて 手前に引くようにして刈ります。
初めて稲刈りに挑戦するあぐりっこ。 束になった稲はなかなかの厚みがあって そう簡単には刈れませんが…
森崎「出来そうかい?」
しずく「出来そう!」
鎌の使い方もわかったところで、 田植えに続いて今回も一人一列、 長さ100メートルの稲刈りにチャレンジ。 頑張れ~~あぐりっこ!
森崎 「よ~い!スタート!」
あっと言う間にコツをつかみ どんどん進んでいきます。
森崎 「しゃがんで作業しているもんだから 稲穂とあぐりっこの背丈が同じぐらいで 全然見えないですね」
佐々木 「かくれんぼしてるみたいですね」
森崎「ミチル疲れてないか?」
ミチル「全然疲れていません!」
森崎「どこまで行ける?」
ミチル「100メートル以上いけますね」
森崎 「大変です…たくさんのあぐりスタッフ。 いま田んぼに入って頑張ってます。 最後まで頑張って! みんな~~」という呼びかけにも…
「シーン(…)」
森崎「(みんなに)声が届かないっ!」
心地よい汗を流しながら、 収穫の喜びを感じる稲刈り。 一度も休憩することなく作業を続け、 40分が経過したところで、 何と男子チームはゴール目前!
しずく「疲れたっ!」
すると…
森崎 「マナトゴールだね! ゴール! うわあ汗だくだ。スゴイ」
マナト 「疲れたけどまだやりたいです!」
ミチルもゴール!
森崎 「お前、いい顔になったなあ」
稲の成長とともにあぐりっこ達も 大きく成長できた米作りは、 彼らにとってかけがえのない 体験となりました。
森崎 「さあ見てください!こんだけ刈ったぞ! 私はミスターコンバインと言って 稲刈りは毎年活躍しているんですけど 今年は出番がありませんでした!」
佐々木 「初めてですよね」
森崎「手伝わなかった!」
佐々木 「こんなに手刈りする事ってあるんですか?」
高橋さん「ありません!」
みんな大笑い。
高橋さん 「こんなに出来ると思わなかったので すごいと思います!」
森崎 「きみらスゴイ!お疲れさん」
パチパチパチ(拍手)
みんなで声をかけながら 支え合いながらやり遂げた稲刈り。 とってもいい顔していたよ!
続いてはコンバインでの収穫を 見せてもらいましょう!
森崎 「みてみて刈られているよ~ 何列いっぺんに刈っている?」
あぐりっこ「6列ぐらい」
しずく「早いっ!」
森崎 「コンバインはお米を機械の中に入れて 余計なものは捨てていくの!」
コンバインの収穫では稲の根元を刈り取り、 稲穂に沢山実った籾(モミ)だけが収穫されます。
一周してコンバインが戻ってきました。 するとなが~い首のようなものを出しました。
森崎「なに?キリンみたいな」
するとお米がザザ~ッとトラックの中に。
森崎「うわ~お米の滝です!」
高橋さん 「いまだけで(一周で) 1000キロぐらいですかね…」
あぐりっこ「すげえ~」
収穫した籾(もみ)は、しっかり乾燥させてから、 籾摺り(もみすり)、 精米(せいまい)という作業が行われて 白いお米となります。 実際に収穫した籾を使って、その流れを学習。
高橋さん 「もみすり機に乾燥させた殻のついた お米を入れます」
お米を入れると…
玄米はさらに精米機で 表面の皮を落とします。
すると… あぐり一行「うわ~~」
森崎「ピッカピカ!」
やっと白米ができました。
森崎 「みんな大好き!新米です。 しかも精米したての新米ですよ」
佐々木「新米を研ぐポイントは?」
マサコさん 「ゴシゴシせずに優しく研ぎます。 今は精米の技術が発達しているので 昔のようにゴシゴシやると 美味しくなくなるので優しく…」
お米を研ぐ前に軽い水洗いで 汚れを落とすのもポイント! 水洗いが済んだら優しくお米を研ぎますが、 さらにワンポイントが…
マサコさん 「優しく20~30回研ぎます」
佐々木「水って入れないんですか?」
マサコさん 「水は入れないです! この後に入れます」
佐々木 「水を入れてやると匂いとかついちゃうので」
研いでから水を入れて流す。 この作業を数回繰り返したあと、 しっかり水をきったら 30分程度お米に水を吸わせる吸水を行います。
マサコさん 「新米の吸水させる時間は短くて良い!」
このとき水はお米に対して 1対1の割合で入れるのがベスト! あとは火にかけて炊きあがりを待つだけ。
火加減のポイント) 強火にして沸騰して吹いたら弱火にする。 15分間経ったら火を止めて15分蒸らす。 (絶対フタは開けませんよ)
「美味しそう~」 「ヤバイ~」
もうピッカピカのきらら397に あぐりっこも大興奮です。
匂いを嗅いだだけで「うまあいい!」
さらにみんなで塩むすびを作ります。 マナトがおにぎり作りがうまいことに みんなビックリ!
愛情込めてニギニギニギ…
土鍋で炊いた新米きらら397の “塩むすび”が完成しました。
バクッバクバク…
「うま~~~いっ!」
高橋さん「いい顔してんなあ」
森崎 「うまいっ!甘い甘い甘い!」
森崎「一年待ったぞ~」
佐々木「モッチリしている」
森崎 「高橋さん、うまいねえ。 このみずみずしさ、甘さ。 中の具はいらないね」
もう男子はおにぎり止まりません。
ココで、何と天候が突如急変! (あられが降ってくるほど…) 場所を変えて“塩むすび”と “地元産食材のバーベキュー”を 味わいながら米作りを振り返ります。
あみ 「お肉の味もお米の味も 一緒に味わえて良い!」
しずく 「この組み合わせ最高♪」
佐々木 「いろいろ勉強してお米に対する想いは 変わったかな?」
しずく 「いつも普通に食べていたご飯だけど 残さないでありがたみを感じて ちゃんと食べたいと思った!」
森崎 「生産者さんの目からみて子供たちが 体験することってどう思いますか?」
高橋さん 「どういうことをしたら物が出来るのか?を 知ってもらえると、より一層ごはんとかも 美味しく食べられると思います。 ボクたちもそのために一生懸命 1年間を通して仕事をしているんで… ボクたちもすごい良い経験を させてもらいました」
あぐりっこにとっても生産者にとっても、 かけがえのない体験となった 今回の米作り企画。 マナト君が高橋さんへの感謝の気持ちを 手紙に書いてくれました。
~手紙の内容~ 5月から僕たちは3回にわたって 高橋さんに色々なことを教えてもらいました。
最初は荒くりでクワが重くて 体のあちこちが痛くなって 昔の人はこれを手作業でやっていたと聞いて すごいなあと思いました。
それから田植えをやりましたが まっすぐに植えられないし 腰も痛くて大変だったのに トラクターはその2倍の量を たったの5分でやってしまい 悔しい想いもしました。 でもとても楽しい思い出になりました。
そして今日収穫して辛くて でもハラが減った!
普段出来ない経験をさせてくれて 本当に勉強になりました。 面白い高橋さん、優しい奥さん、 これからも体に気を付けて 美味しいお米を作ってください。 本当にありがとうございました。
こんにちは。週刊あぐりNEWSの時間です。 留萌地方の農畜産物を紹介する 「留萌フェア」のお知らせです。
今月12日(日)に北広島市の 「ホクレン くるるの杜」で 「るもいフェア」が開かれます。
「うまいぞるもい」をキャッチフレーズに JA留萌地区青年部のメンバーが、 ゆめぴりかやななつぼしの新米をはじめとした 留萌産のおいしい農産物と 地元の新鮮な牛乳で作った発酵バターを 販売します。
留萌地区漁協青年部の皆さんが エビやホタテなどの新鮮な海産物も販売しますよ。
このほか搾乳体験、エビやホタテの殻むき体験、 クイズも実施します。
更に購入して頂いた方を対象に 似顔絵パフォーマー おえかきっこmyu(ミユ)さんによる 似顔絵のプレゼントもあります。
また、この日は留萌地区の JA女性部の皆さんが考えたピーマンの佃煮が くるるの杜の農村レストランのメニューに 加わりますので、こちらもお楽しみに。
以上、週刊あぐりニュースでした!!