松坂 「わたくし達がやってきたのは 門別競馬場で~~~す!」
森崎 「それにしても、ココ! 素敵な場所ですね。 まるで公園のよう。」
松坂 「こちらには、 競馬を楽しむ方だけではなく、 憩いの場として 訪れるファミリーも多いんですって。」
松坂 「さて、今回はこちら、 日高エリアを取材します。 これまで番組では 北海道の基幹産業である ”稲作・畑作・酪農畜産”などを 紹介してきましたが、 今回は”馬” についてお勉強します!」
森崎 「馬??」 松坂 「日高には軽種馬・・・ つまり競馬で活躍する サラブレッドなどの 馬を生産する牧場が 約1100戸もあるんです! しかも毎年約8000頭の 仔馬が生れ、 全部で20000頭もの馬がいる、 日本最大の一大馬産地なんです!」
河野 「僕がいた大阪でも 日高っていったら 馬のイメージでしたね! ぼくもよくドライブで来ます。 特に春に来ると かわいい親子の馬を たくさん見ることが出来ますよ。」
森崎 「確かに、物資運搬や 開拓で活躍したり 北海道と馬、 人と馬との関わり深いよね!」
松坂 「馬には数多くの種類がありまして、 専門的には200以上の分類法があるんです。」 一同 「えーー そんなに!」 松坂 「はい。そして北海道では 主にこの3種類の馬が 生産されています。」
◎軽種(けいしゅ) 体型がスマートで、 スピードを目的とする馬。 主に競馬や乗馬に使用されている。 体重は400~500キロくらい。 ・サラブレッド、アラブ、アングロアラブなど
◎重種(じゅうしゅ) ”ばん馬”で活躍! スピードはないけど、 パワーのある馬。畑を耕したり、 荷馬車を引くような 力仕事に多く使われる。 体重は800キロから 1トンを超えるものもある。 ・ペルシュロン、シャイヤー、ブルトンなど
◎在来種(ざいらいしゅ) 古くから日本にいた馬。 その数が減っており 各地で保護されている。 ・北海道和種(ドサンコ)、木曽馬、対州馬など
あぐりっこ 「ポニーは??」 松坂 「ポニーは品種としては 分類されないそうで、 大人になっても 体高(身長)が147cm以下の 馬のことを呼ぶんだそうです。」 あぐりっこ 「へ~~~」
河野 「馬というと常に 草を食べてるという印象ですが どのくらい食べていますか?」
中島さん 「その上の関節の部分が手首。」
北海道軽種馬振興公社 井村さん 「ホッカイドウ競馬の 特徴として、 馬の一大産地で 開催していることもあり、 馬主の半分以上が 生産者本人であることが あげられます。」
北海道軽種馬振興公社 井村さん 「また、ここで活躍した馬が 全国各地の地方競馬へ供給され、 門別競馬場は流通基地としての 役割も果たしております。 ホッカイドウ競馬が 機能しなくなることは 日本の競馬、産地の基盤を 揺るがすこととなるのです。」
松坂 「中島さんは日高の未来を担う 子どもたちの育成も 考えているんですよね。」
中島さん 「はい。将来ホースマンとして 産業に携わってくれるように願って ”浦河ポニー乗馬スポーツ少年団”を 11年前に結成したんです。」
森崎 「まさにポニー少年団!」
そして、いよいよセリ当日。 森崎・松坂・河野は 新ひだか町静内になる 日高軽種馬農業協同組合 北海道市場の ”オータムセール”会場へ。